サザンクロス大学(Southern Cross University)は1994年に設立された比較的新しい大学で、ゴールドコースト、リズモア、コフスハーバー、シドニーにキャンパスがあります。
International Student Barometerによる「留学生へのサポートランキング 」でオーストラリア1位を獲得したこともあり、学生サポートがしっかりしているのも、学生にとって嬉しいポイント。
また、留学生向けの学費が全豪中最安レベルなのも大きなセールスポイントです。2025年には留学生向けの学費が看護学部含めほぼ全ての学部で$25,000に固定されるなど、留学生にとって更に学びやすい大学となっています。
また、地方のキャンパスで学ぶことで永住権につながるポイントも稼ぐことが可能です。



充実した看護系の設備・ネットワーク
サザンクロス大学は新しい大学ということもあり、最新設備が整っています。学生はキャンパス内にある模擬施設やラボで実践的な知識と技術を身に着けることができます。
- SCU Health Clinic
- Anatomy and Physiology Lab
- Nursing Labs
- Activities of Daily Living (ADL) Lab
- Speech Language Lab
- Pedorthics/Podiatry Manufacturing Lab
- Movement Lab
- Midwifery Birth Suite
Bachelor of Nursing
看護学部のコースは現在3キャンパスで提供されています。いずれもオーストラリアの自然の中で、都心部へのアクセスも良好なキャンパスで勉強することができます。
コース構成
以下はフルタイム3年間のコースプランの一例です。内容は年によって変更されることがあります。
このコースでは、約840時間の臨床実習が義務付けられています。この実習期間中は配属先の施設で毎日参加する必要があり、シフト配分の対象になります。ここで臨床スキルを向上させるだけでなく、看護や関連分野の科学的知識を分析し、応用する方法を学ぶプログラム構成となっています。
コースを修了すると、オーストラリアの医療従事者の登録・審査機関であるAHPRAに看護師登録の申請が可能となります。
学部年 | 科目 |
---|---|
Year 1 | – 振り返り学習と健康科学の奨学 – 専門職間の健康実践の基礎 – 解剖生理学入門 – 看護実習の基礎 – 臨床実習の基礎 – ウェルビーイングとメンタルヘルス – 健康とオーストラリア先住民 – 健康アセスメントの基礎 |
Year 2 | – 薬理学入門 – 健康と医療システムの基礎 – 慢性的な健康と障害への積極的アプローチ – ヘルスケアにおける高齢者との連携 – 看護研究入門 – 看護実習1 – 影響力のあるパートナーシップを通じた健全なコミュニティ構築 – メンタルヘルス看護 |
Year 3 | – 看護におけるエビデンスに基づく実践 – 看護実習2 – 実践への移行 – 専門職間の健康実践 – リーダーとしての看護師 – 小児の健康 受胎から青年期まで – 看護実習3 |
入学要件
看護学部への入学には他学部よりも高い英語力が求められます。IELTSではオーバーオールスコア7.0以上で、各バンドでも最低7.0が必要です。PTEなら65以上です。
日本の高校卒業からの入学の場合は、必要な要件を満たすため、大学が提供するファウンデーションコースへの入学が原則必要となります。

学費(オーストラリアの大学で最安!)
2025年度 $25,000/年(学費は年によって変わります。また、奨学金を利用することで学費を押さえることも可能です)
