【2025年】オーストラリアの学費が安いおすすめ大学7選!

教育費用を表すお金の写真

オーストラリアの大学の学費は非常に高く、安くても年間200-300万円ほど。

その高すぎる学費のため、オーストラリア大学進学に憧れているものの諦めてしまう方が多いです。しかしその中でも比較的安くて、評判のいい大学があるのは知っていましたか?

今回は学費が安いオーストラリアのおすすめ大学7選をご紹介します。

目次

どうしてオーストラリアの大学は高いの?

オーストラリアの大学は高いと言われていますが、実は現地のオーストラリア人にとってはそれほど高くありません。

というのも、留学生にはオーストラリア人より2-4倍ほど高い学費が設定されているからです。

オーストラリアは世界的に見ても人気の留学先で、多くの留学生が世界中からやってきます。また他の国よりも移民を受け入れているため、永住権取得を目的に人生をかけて来る留学生も多くいます。

学費を高く設定しても留学生がくるので、その需要に応じて金額が吊り上がるという訳です。さらに物価が高いことも原因で、都市にある大学は学費や生活費が特に高い傾向にあります。

奨学金が適用されるか確かめよう

大学の提供する給付型奨学金を利用することで、学費が比較的高い大学でも安くなる可能性が有ります。

奨学金や学費を安くするための詳細については以下のリンクから確認できます。

【2025年】 オーストラリアの学費が安いおすすめ大学7選

今回は学費が比較的安いオーストラリアのおすすめ大学を7つ紹介します。

学費はコースごとに大きく異なりますが、各大学の中でも特に安いコースや留学生に人気のコース(Arts, Business, IT, Education, Nursing)から抜粋して掲載しています。

掲載している金額は各大学の公式サイトにある、2025年の留学生向けの学費です。

学費に関する情報は変更が多く、あくまで今現在大学が提示している金額となります。また、奨学金や単位互換などが適用されれば表示されている学費より安くなる場合もあります。気になるコースがある場合は詳細を問い合わせていただければと思います。

 1. Victoria University Sydney & Brisbane(ビクトリア大学シドニー&ブリズベン校)

ビクトリア大学の建物
Bachelor of Arts(メルボルン校のみ)$29,800/年
Bachelor of Business$35,000/年
Bachelor of Information Technology$35,000/年
Bachelor of Early Childhood Education$32,200/年
2025年の学費

ビクトリア大学は1916年に設立された伝統のある大学です。現在メインキャンパスであるメルボルンに加え、シドニーとブリズベン校も開校されています。

シドニーとブリズベン校はメルボルン校とは運営元が異なり、留学生のみを対象としたキャンパスです。コースもビジネス、ITと幼児教育のみの提供です。

しかし、入学プロセス以外(教科書やスチューデントポータル、教師の質など)はメルボルンと同じであるため、留学生にとって学びやすい環境となっています。

この2校は留学生向けのため、本キャンパスより学費面で手厚い援助を行っており、VU Sydney & Brisbane International Scholarshipの利用で学費が25%安くなります。ビジネスとITの学部のみ対象ですが、入学するすべての生徒が申請可能なため、留学生におすすめです。

学習面での一番の特徴は、単位取得率を上げるために採用された画期的な履修スタイル。

通常の大学では、1学期に4科目ほど履修し、数ヶ月かけて取得します。そのため学期末には全科目の期末テストや課題が集中し、学生にとっては負担の大きい時期となってしまいます。

しかしビクトリア大学では、ブロックモデルと呼ばれる新しい履修スタイルを採用しており、1ヶ月で1科目ずつ履修していきます。

複数の科目を同時進行で学ぶ必要がないため1つの科目に集中でき、変更前と変更後では1年生の単位落第率が40パーセントも下がったそうです。

単位を落としたら、その科目をもう一度履修するためには、その分の授業料を再度払う必要があります。単位の取りやすさは、学費を「増やさない」ための重要なポイントです。

2. Torrens University Australia (トレンス大学)

トレンス大学のイメージ
Bachelor of Business$29,800/年
Bachelor of Information Technology$29,800/年
Bachelor of Business
(Hospitality and
Tourism Management)
$28,980/年
Bachelor of Nursing$33,300/年
2025年の学費

トレンス大学は2013年に設立された新しい私立大学で、シドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレードといった都市を中心にキャンパスを持っています。

ビリーブルーカレッジオブデザインなどの有名カレッジを基盤として設立されたため、大学らしい講義ばかりではなく、就職力をつけるための実践的な授業があるのが魅力です。

教授は各分野の専門家で、授業内容は学科と関連する業界と共同で作られており、社会で即戦力として活躍できる人材の育成を目標としています。

さらに最先端の研究室、病室を再現した部屋、撮影スタジオ、ファッション縫製ルーム、ホテル・マネジメント会場など実技ができる施設も充実。

パートタイム、フルタイム、オンライン、対面式など、学生は自由に授業スタイルを選ぶことができ、好きな方法で好きな時に勉強ができます。

留学生の受け入れを積極的にしているのも特徴で、留学生向けのサポートや奨学金が充実しているのも魅力です。 

3. Charles Darwin University(チャールズダーウィン大学)

チャールズダーウィン大学キャンパス
Bachelor of Arts$27,096/年
Bachelor of Information Technology$31,688/年
Bachelor of Education in Early Childhood Teaching$28,576/年
Bachelor of Business$28,376/年
2025年の学費

チャールズダーウィン大学はノーザンテリトリー州のダーウィンという町の郊外にある大学。

キャンパスがあるダーウィンの地名と、新しいアイディアと革新を受け入れるという大学の考えから、進化論で有名な科学者チャールズダーウィンの名前が大学名になりました。

ダーウィンにはオーストラリアらしい自然が豊かで、世界遺産やすばらしい国立公園があります。さらに町の人口の1/4がアボリジニで、大学では先住民族研究の分野も有名です。

他のユニークな学科としては、Humanitarian, Emergency and Disaster Management(人道・緊急災害管理学科)があります。このコースでは、国内外のコミュニティ活動や災害救援、開発などを専門学者やその分野の経験者から学ぶことができます。

就職率が高いことも魅力で、学部生のフルタイムでの就職率は81.4%。「Good Universities Guide 2022」では学部生の正規雇用率においてオーストラリアで第 2 位にランクされました。

研究分野別では、CDUは工学、科学・数学、心理学、ソーシャルワークの分野で学部生の就職実績がオーストラリアで1位となっています。

 4. Australian Catholic University(オーストラリアン カトリック大学)

オーストラリアン カソリック大学キャンパス
Bachelor of Arts$28,728/年
Bachelor of Information Technology$30,408/年
Bachelor of Social Work$26,992/年
Bachelor of Business Administration$30,408/年
Bachelor of Nursing$32,736/年
2025年の学費

オーストラリアン カトリック大学は1991年に開校された比較的新しいカトリック系大学でありながら、その教育起源は1800年代までさかのぼる歴史ある国立総合大学。

ブリスベン、シドニー、メルボルンにキャンパスを持っており、観光地や都市にあるため交通の便がいいところにあります。

都市部にある大学は通常学費が高いのですが、オーストラリアン カトリック大学は立地がいいながら比較的安いです。そのため都会的な暮らしがしたいけど、予算は抑えたいという方におすすめ。

キャンパスの規模は小さめで、教授とコミニュケーションがとりやすく、アットホームな雰囲気。地域のコミニュティとの関係も深く、インターンシップやボランティア活動なども盛んです。

看護の分野の評判が高く、国境なき医師団に所属している日本人看護師、白川優子さんもこの大学の卒業生。他には教育学や心理学なども有名です。

Times Higher Education World University Rankingsでは2022年から2025年現在までカトリック系の大学として世界でトップ10に選ばれるなど、世界的な評価も高い大学です。

5. Western Sydney University(西シドニー大学)

西シドニー大学キャンパス
Bachelor of Arts$30,952/年
Bachelor of Nursing$36,984/年
Bachelor of Business$34,160/年
Bachelor of Education (Early Childhood)$30,952/年
2025年の学費

ウエスタンシドニー大学はシドニーから電車で30分ほどの位置にある、パラマタにキャンパスがある大学。

パラマタには多くの商業施設や住宅施設が立ち並んでおり、シドニーへのアクセスもいいことから、「シドニー第二のビジネス街」と呼ばれています。急速に経済が発展している都市としても注目されており、今後の成長も期待できるエリアです。

ウエスタンシドニー大学の魅力はハイテクなキャンパス。コンピューターラボ・図書館・医療設備など学習目的に合わせた研究施設があり、「QS World University Rankings – Star Audit 2025」では設備(Facilities)や研究(Research)、看護(Nursing)の項目で5つ星を獲得しました。

学生数は40,000人以上でそのうちの3,000人は留学生。100以上の学部、大学院があり、大学の規模は大きめです。

さらに地元の企業との深い繋がりがあり、就職率も高く、学部生の5人に4人が卒業してから4ヶ月以内に就職しているというデータがあります。

6. University of Southern Queensland

南クイーンズランド大学キャンパス
Bachelor of Arts$28,840/年
Bachelor of Nursing$33,600/年
Bachelor of Business$28,840/年
Bachelor of Information Technology$31,040/年
Bachelor of Early Childhood$27,640/年
2025年の学費

サザンクイーンズランド大学はクイーンズランド州に3つのキャンパスを有する大学。

120カ国以上の多様な国籍を持つ学生がおり、学生数は2万人以上、うち約3000名の留学生が在籍しています。

2023年度のオーストラリアの高等教育機関の卒業生に実施された調査では、サザンクイーンズランド大学の卒業生が最も高収入であるとの結果がでました。これは研究、教育、積極的な学生体験に重点を置く大学の授業の質の高さを示しています。

また、大学ランキングを提供しているTimes Higher Education 2024ではトップ400位、QS World University Rankings 2024では、新卒採用および新卒初任給で5つ星を獲得しています。

トゥーンバにあるメインキャンパス内には‘Ju Raku En’と名付けられた日本庭園があるなど、オーストラリアの地方らしい穏やかな環境で留学生活を送れます。

7. Southern Cross University(サザンクロス大学)

Bachelor of Business$25,000/年
Bachelor of Information Technology$25,000/年
Bachelor of Education$25,000/年
Bachelor of Early Childhood Education$25,000/年
Bachelor of Nursing$25,000/年
2025年の学費

サザンクロス大学(Southern Cross University)は1994年に設立された比較的新しい大学。

QLD州ゴールドコースト、NSW州コフスハーバー、ノーザンリバースの他、主要都市のシドニー、メルボルン、パースにそれぞれキャンパスがあります。

ビジネス、観光学、人文科学が人気があり、他の大学と比べると学生数が少なく、特に東海岸に展開されている3キャンパスのうち、ゴールドコースト、コフスハーバーはビーチにほど近く、ノーザンリバースは緑に囲まれているので大自然の中で伸び伸びと勉強することができます。

Times Higher Education Young University Rankings TOP100にも選ばれており、急成長中の大学です。

学費が安いため、留学生に人気なのも特徴です。

安く学位が取りたいならTAFEやカレッジがおすすめ

キャンパスライフや大学に進学するという形にこだわらない方は、TAFE(公立職業訓練学校)やカレッジ(私立専門学校)をおすすめします。

TAFEやカレッジの学費は大学より安く、学士や修士の学位が取得できるところもあります。大学、カレッジ、TAFEという違いはあっても同じ学位として扱われるので、2-4年間の卒業ビザを取ることも可能です。

ただし大学と比べるとコースの種類は少なく、特にカレッジはビジネス、IT、会計などの人気のコースに絞られてしまうため注意しましょう。

お気軽に相談ください

今回は学費の安い大学7選を紹介しました。安く留学するには元々の学費の安さはもちろん、その大学の奨学金が適用されるか、単位が認められるかが重要となります。

さらに入学後に単位を落とすとさらに学費がかかってしまうため、単位取得のしやすさも考慮したほうがいいでしょう。

情報収集や進路相談など、一人では大変だと感じたらぜひKOKOSにご相談ください。

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