渡航する時期を決める
学校に入学する時期で選ぶ
オーストラリアの大学やTAFEに留学する場合は、基本的に2月か7月に入学日が設けられています。そのため、渡航の時期もその入学日に合わせることになるでしょう。
オーストラリアの専門学校の場合も基本的には2月と7月ですが、年に3-4回ほど入学日を設けている学校も多いので、融通が効きやすいと言えます。
オーストラリアの語学学校は頻繁に入学日を設けており、毎週月曜日に受け入れている学校も多いため、いつでも好きな時に留学を始めることができます。
学校 | 入学日 |
---|---|
大学、大学院 | 2月、7月 ※11月入学がある場合も |
TAFE | 2月、7月 |
専門学校 | 2月、7月 ※年に3-4回入学日がある場合も |
語学学校 | 毎週、毎月、学期ごとなど |
季節によって選ぶ
オーストラリアに1年以上留学する場合は、どの季節に渡航してもあまり違いがないかもしれません。
しかし数ヶ月の語学留学など、短期で留学する場合はどの季節に渡航するかが大切になってきます。
オーストラリアは南半球にあるため、日本とは季節が逆になる点にも注意しましょう。
春(9月〜11月)
シドニーやメルボルンでは冬が明けて日に日に暖かくなる季節となります。天気の良い日はビーチやアウトドアに出かけたりすることができます。
夏(12〜2月)
留学生はもちろん、ワーホリや観光客の数も増える季節です。オーストラリアらしい暮らしを楽しめる時期ですが、航空券などは高くなりがちです。
秋(3月〜5月)
涼しくなる季節ですが、まだまだ暖かい日も多いです。暑すぎず、外出がしやすい季節ながら人気スポットも混雑が解消されます。
冬(6月〜8月)
アウトドアするには寒すぎる地域もありますが、魅力的なイベントが増える時期です。航空券なども安くなります。
航空券が安い時期を選ぶ
オーストラリアの人気の観光シーズンは春と夏で、特に年末は非常に多くの人で混雑します。
さらに日本の祝日や大型連休は航空券の需要が高くなるので、比例して値段も高くなります。
さらにオーストラリアの祝日や大型連休のある時期は、オーストラリアから日本に行く人が増えるため同じように高くなります。
そのため、できるだけ航空券の費用を抑えたい場合は、それらの時期を避けるといいでしょう。
留学準備に必要な時間
オーストラリア留学準備にはコース決め、学生ビザの申請、保険の加入、入学手続きなどがあります。
渡航までにどれくらいの時間が必要になるのかを見積もっておきましょう。
語学学校の場合
語学学校の場合は、留学を決めてから渡航まで最低3ヶ月は必要と考えておきましょう。
もちろん準備は早ければ早いほうがいいので、渡航予定日まで時間がある場合でも、早めに留学エージェントに相談することをおすすめします。
大学やTAFE、専門学校の場合
大学やTAFE、専門学校の職業コースや学位取得コースの場合は、最低半年前に準備を進める必要があります。
英語条件や入学条件などが語学学校より複雑なため、期限が迫って焦らないよう早めに行動しましょう。
準備期間に関する注意点
コースや渡航日を決め、留学エージェントに相談したものの、そのコースが既に満席だったということもあります。
特に人気のコースは早く席が埋まってしまうので、気になるコースを見つけた段階で問い合わせし、いつなら入学できるかを確かめるのがいいでしょう。
さらに学生ビザを申請してから、降りるまでに時間がかかることもありますので、その点を考えて留学プランを立てましょう。