ニューイングランド大学で学ぶ看護学|多文化の国の中で学ぶ意味

KOKOSを利用して看護学を学んだ学生

今回は日本の看護大学を卒業し、看護師として働いた後にオーストラリアのニューイングランド大学でUniversity of New England Bachelor Nursing Courseを学ばれた留学生の体験談をご紹介させていただきます。

目次

オーストラリア留学を決めたきっかけは?

オーストラリアという国自体に惹かれ、オーストラリア留学を決めました。

オーストラリアは英語圏でありながらも、気候が日本と似ていて過ごしやすいです。さらに移民が多いため、学校でも日常生活でも多様な文化に触れることができます。

さらに気さくな人が多く、年齢差を気にせずフレンドリーに会話してくれるので、そんな国民性も好きです。

どうしてこのコースに決めましたか?

看護学が学びたかったというのと、地方の大学を卒業することで永住権申請の際に役立てられると思ったからです。

University of New Englandは政府の定めるRegional Areaにある大学で、 卒業することでRegional study points を獲得することができたので、このコースに決めました。

留学エージェントをKOKOS に決めた理由は?

KOKOSを実際に利用したことのある友達からおすすめしてもらいました。

無料で相談やサポートを行なっていて、対応が早いということを聞いたので、信頼できそうと思ってKOKOSに決めました。

学校では具体的にどんなことを学びましたか

座学はもちろんのこと、症例を使用してのグループディスカッション、実習前の実技練習やテスト、医療施設での実習、数多くの論文や課題を行いました。

私は日本の看護大学を卒業し、すでに看護経験があったので、新しい知識が身についたというよりは、医療英語と日常英語、論文を英語で書く力を身につけられたと感じています。

留学して楽しかったことは何ですか

オーストラリアは移民が多いため、多文化に触れられたのが楽しかったです。

私か通っていた大学では外国人生徒を多く受けいれており、オーストラリア人だけではなく、インド、ネパール、中国、インドネシア、フィリピン、パキスタンなど様々な国籍の学生がいました。

多国籍な学生と触れ合う中で、多文化を学ぶ機会があり楽しかったです。

また、看護実習で出会った患者さんの中にも異なる国のバックグラウンドを持つ方がいました。そのためケア方法も柔軟に考察し対応する必要があり、患者さんの希望に沿ったケアをしていくことの大切さを学びました。

留学して大変だったことは何ですか

ニューイングランド大学での看護学の講義

一番苦労したことは、言語の壁です。私は留学するまで義務教育での英語学習しかしておらず、英語の成績も目立って良いとは言えないほどでした。

そんな私がオーストラリアの大学に入学し卒業できたのは、大学の教育環境や周りのサポートがあったからです。


大学入学前には、大学付属の語学学校に数か月間通い、英語の基礎力を身につけました。

入学してからは大学の授業や膨大な課題、7か所の医療施設での実習をこなしていく中でビジネス英語、医療英語がある程度身につくように。

さらに大学の学生やシェアハウスに一緒に住んでいた友人との日常会話で、スラングや日常英語を少しずつ学んでいくことができました。

大学入学して最初の半年は、早口にしゃべる医療従事者の英語が理解できない程でしたが、実習回数をこなし大学の課題をしていく中で英語に少しずつ慣れていきました。

慣れるとその分余裕ができて、今の場面で何が必要なのかをある程度予想できるようになったので、より業務に集中できるようになりました。

卒業後のキャリアやプランについてお聞かせください

卒業後は日本に帰国し、現在は就活中なので具体的には決まっていません。

しかし、日本にいる外国人患者(特に英語での対応が必要な患者)を看護したり海外搬送サービスを行っているクリニックや病院に就職したいと思っています。

オーストラリアで学んだ英語を生かしつつ、看護面でもキャリアアップしていきたいです。

看護コースを学ぼうと考えている人にアドバイスをお願いします。

食料の学生向け無料配布

看護コースは先生方も明るく楽しいですが、ほかの学科と比べ比較的課題が多く、実技を評価する病院や施設での2-4週間にわたる実習が7回もあります。

日常英語、ビジネス英語に加え医療英語も学ばなくてはならないので強い精神力がないと大変ですが、University of New England は国際的で文化の多様性に適した大学です。

もし悩み事があったりしたら、インターナショナルスチューデントサポートも大学内にあるので相談できますし、教授も親身になって聞いてくれます。

また、生活用品や食料を定期的に無料で希望者に配布して私生活のサポートも行っているのでインターナショナルスチューデントにとっては通いやすい大学だと思います。

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