オーストラリアの調理学校、ABMで学ぶ|現地就職を目指す留学生の体験談

キッチンにいる長塚樹さんとカヤックを楽しむ姿

日本でも外国人が多い環境で育った長塚 樹さん。日本での大学受験を経験したものの、海外で英語を使って暮らしたいという気持ちからオーストラリア留学を決断されました。

現在はABMのCertificate 4 in Kitchen Management&Diploma of Hospitality Managementに通われて、現地のレストランでもアルバイトをされています。

今回はコースで学んでいる内容や、現地での暮らし、アルバイト事情などについてのインタビューをさせていただきました。

目次

留学のきっかけは?

日本で高校を卒業した後、大学に通うか就職しようか迷っていました。そこで、とりあえずは日本の大学を受験しましたが、不合格という結果に。

しかしそれが自分の将来を考えるきっかけとなりました。

地元である福岡では海外の人が多く、異文化と触れ合う機会が多かったので、英語を学びたいという気持ちが前からありました。そこで、今までは選択肢になかったオーストラリア留学を視野に入れました。

親に相談したところその夢を応援してくれたので、決断が固まったという形です。

調理コースを目指した理由は?

オーストラリアに住みたいという気持ちが強く、永住権が取れる可能性のある職業に就きたかったからです。

また親からの支援を受けずに、自分で費用を賄いたかったので、学費が抑えられるコースを探していました。

調理コースは大学のコースほど学費が高くなく、現地でのシェフとしての需要も高いため、卒業後の就労もできると思いました。

ABMを選んだ理由は?

学校はKOKOSと相談していく中で決めました。

私の希望は予算内で、シドニーのシティ内にキャンパスがある調理コースでした。またアルバイトとも両立したかったので、授業の負担が大きすぎるところは避けたかったです。

KOKOSはその条件に一番近い学校として、ABMをおすすめしてくれました。学校の特徴を聞いても良さそうだったので、ABMのCertificate4 in Kitchen Management&Diploma of Hospitality Managementに通うことにしました。

実際にABMで学んでみた感想

実習が多い授業内容

入学してからしばらくは座学のみをするのかと思いましたが、1学期の4週目あたりからキッチンでの実習が始まりました。

まずは手の洗い方などの衛生管理の知識や、本格的なキッチン道具の使い方を学び、実習で実際に料理を作っていくという流れです。

一番最初に作った料理はピラフでした。初めはもっと簡単で基本的な料理をするだろうと考えていたので、いきなりレストランで出すような料理を学んだのは驚きました。

実習で調理を作るときはまず、先生がデモンストレーションとしてその料理を作り、次にレシピを見ながら学生が3人ほどのチームで作ります。

個人的には座学よりも実習のほうが楽しく、学ぶことも多いと思っているので、実習が多い授業内容に満足しています。

また、家庭やスーパーでは見ることのない、珍しい食材や調味料を使えたり、英語で食材やキッチンでの用語を学べるのも学校ならではです。

さらに調理の実務的なスキルのほかに、顧客のクレーム対応やキッチンマネジメントなど、お店を運営する上で必要な知識も学んでいます。

先生やクラスメイトの特徴

今教えてもらっている先生は韓国人の先生なのですが、フレンチシェフとしての経歴がある方なので、授業内容もフランス料理が多いです。

学校で日本人の学生を見かけることはほとんどなく、ネパール、韓国、インドネシア出身の学生が多いです。

ほとんどの学生が未経験で、これからシェフになろうとしている人たちなので、自分が未経験だからといって遅れを取るということはありません。

また、シェフになるという目的以外にも、現地で滞在・就労できるビザがほしいという目的で学校に通っている人もいます。

学校のサポートが手厚い

ABMは学生サポートがしっかりしていると感じます。

課題もあり、大学のように点数は出ないものの合否が通知されます。不合格の場合は学校からメッセージが届き、期日までに再提出するように促されたりします。

また学生と学校側の距離が近く、小さなことでも質問すればすぐに返ってくるので安心できます。

しかし新しい学校だからか、学生が入学してくるタイミングがバラバラのため、同じ授業を受けていても理解度が異なることがあります。

留学していて楽しかったこと

オーストラリアの自然が何よりも好きで、気軽に綺麗な海に行けるところがいいと思っています。

また授業後や仕事後のリラックスした街の雰囲気も好きで、金曜日や土曜日の夜は外に出て友達と遊ぶことも多いです。

さらにオーストラリアにいる人たちはみんなフレンドリーで、見知らぬ人でも声をかけてくれます。

留学していて苦労したこと

留学していて一番苦労したのは、言語の壁があることです。

特に最初の頃は、日常生活を送っていても英語力が足りないと感じることがありました。

例えば、カフェでメニューにある飲み物を頼んだのに、発音のせいか全く違うものが渡されたことがありました。

そのことを伝えたかったのですが、なんと言えばいいのか分からず詰まってしまい、結局違うものを受け取りました。

アルバイトは何をしていますか?

アルバイトはいくつか経験しましたがすべて飲食店で、現在は日本人オーナーが経営する日本食レストランで働いています。

もともと別の日本食レストランで働いていたのですが、シフト数が少なくなったので移動しました。

現在のレストランはとても忙しく、シフトも十分にもらえるので助かっています。

アルバイトで生活費を稼ぐことができ、周りからの援助は一切なしで留学生活ができているので、留学前からの目標が達成できていると感じています。

仕事が見つかりにくいって本当?

最近は留学生やワーキングホリデーが増え、アルバイト探しが大変と聞きますが、個人的には困ったことはありませんし、周りで困っている友達もいません。

英語力がなくても、飲食店であれば比較的見つかりやすいかと思います。

スーパーなどの小売店で働く友達もいますが、その場合は飲食店で働くよりも英語力が必要となると聞いています。

調理コースを目指している人へメッセージ

日本でシェフとして働く場合は、長い下積み期間を経てやっと調理に関われるというイメージがあります。

しかしオーストラリアではそのような文化がなく、スキルさえあればいきなり調理を任されるという違いがあります。

実際、アルバイト先では多くの料理を任せてもらっており、具材を切るなどの下ごしらえはもちろん、スープを作ったりと実際の調理も行っています。

そのため「未経験だけど早く即戦力として働きたい」と考えている方にはいい環境ではないかと思います。

私は留学前、自分でアルバイトをして生活費が賄えるのかということを一番心配していました。しかしそれができているのでよかったです。

KOKOSをご利用した感想

KOKOSを知ったきっかけは、知人がKOKOSのスタッフと知り合いだったからです。

無料でオーストラリアの留学サポートをしていると聞き、知り合いのつながりだったので安心して任せることができました。

KOKOSでは学校の入学手続きからビザの申請まですべてやっていただき、自分でやることがほとんどないほどでした。

また連絡が早く、サポートが必要な時はいつでも対応してくれたのが心強かったです。

KOKOSから一言

日本の大学受験を経験し、オーストラリアでの暮らしを選んだ長塚 樹さん。

言語の違いで苦労することも多かったようですが、現在は現地の生活を楽しみつつ、自立した留学生活を送っているようです。

これからのオーストラリアの暮らしも応援しております!

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KOKOSではオーストラリア国内のほぼ全ての語学学校、カレッジ、TAFE、大学、大学院をご紹介可能です。

留学相談から入学手続き、ビザ申請、現地サポートまで、日本人の現地スタッフが丁寧にお手伝いします。

さらに正規の留学エージェントなので、サポート費用は無料です。お気軽にラインまたはメールでお問い合わせください。

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