オーストラリア留学で必要なビザとは
オーストラリア留学するには、滞在・就学可能をするためのビザ(査証)が必要になります。
現在、留学できるオーストラリアのビザには学生ビザ、ワーキングホリデービザ、観光ビザの3つがあります。
それぞれ申請条件や方法、就学できる期間などが異なるため、最適なビザを選ぶことが重要です。
すべてのビザはオンラインで申請することができますが、手続きは全て英語となります。
学生ビザ
ビザ名 | 学生ビザ |
サブクラス | 500 |
有効期限 | コースの期間+1-2ヶ月 |
就学期間 | コース期間 |
申請場所 | 豪国内、国外 |
申請料金 | $710 |
就労制限 | 20時間/週まで |
オーストラリア留学で最も一般的なビザが学生ビザです。
学生ビザを取得すると、語学学校、専門学校、TAFE、大学などで3ヶ月以上の修学をすることができます。
ビザの期間は通うコースの期間+1-2ヶ月となっており、1-2ヶ月は現地での準備期間や休暇期間分として用意されています。
学生ビザで就労することも可能で、週に20時間(2週間で40時間)以内であればアルバイトをすることができます。
学生ビザの取得には条件があり、通うコースはフルタイム(週20時間以上)でなければいけません。さらに在学中は出席率を80%以上で保つ必要があります。
さらにOSHCという学生保険への加入、GTEという留学の目的を描いた文章なども提出する必要があります。
詳しい申請方法については以下の記事をご確認ください。
ワーキングホリデービザ
ビザ名 | ワーキングホリデービザ |
サブクラス | 417 |
就学期間 | 17週間(4ヶ月)まで |
有効期限 | 入国日から1年間 |
申請場所 | 豪国外 |
申請料金 | $635 |
就労制限 | 同一雇用主のもと6ヶ月まで |
ワーキングホリデービザは通称ワーホリビザと呼ばれており、オーストラリアで自由に観光、就学、就労ができるという自由度の高いビザです。
18〜30歳という条件を満たせば比較的簡単に申請することができるので、学生ビザよりも取得の難易度が低くなります。
しかし就学期間は17週間までと定められているので、ワーホリビザで選べるコースは主に語学学校の短期コースとなります。
しかし中にはアシスタントナースの資格コースやバリスタやフィットネス系の習い事コースなど、英語以外が学べるコースもあります。
ビザの期間内であれば就労時間に制限が設けられていませんが、同一雇用主のもと6ヶ月までという制限がある点に注意が必要です。
観光ビザ
ビザ名 | 観光ビザ(ETA) |
サブクラス | 601 |
就学期間 | 3ヶ月まで |
有効期限 | 3ヶ月まで |
申請場所 | 豪国外 |
申請料金 | $20 |
就労 | 不可 |
観光ビザでは3ヶ月までのコースに通うことができます。
観光ビザで学校に通う方の中には、とにかく短期間で英語を学びたいという方や、長期留学の下見として利用される方がいます。
観光ビザの申請は学生ビザやワーキングホリデービザよりも簡単で、専用アプリをダウンロードし、パスポートなどの必要な書類をアップロードするだけです。
申請料金も$20と安いので、気軽に短期留学したいという方におすすめの方法です。