【2023年】オーストラリアの学費が安いおすすめ大学7選

教育費用を表すお金の写真

オーストラリアの大学の学費は非常に高く、安くても年間200-300万円ほど。

その高すぎる学費のため、オーストラリア大学進学に憧れているものの諦めてしまう方が多いです。

しかしその中でも比較的安くて、評判のいい大学があるのは知っていましたか?

今回は学費が安いオーストラリアのおすすめ大学7選をご紹介します。

目次

どうしてオーストラリアの大学は高いの?

オーストラリアの大学は高いと言われていますが、実は現地のオーストラリア人にとってはそれほど高くありません。

というのも、留学生にはオーストラリア人より4倍-4.5倍ほど高い学費が設定されているからです。

オーストラリアは世界的に見ても人気の留学先で、多くの留学生が世界中からやってきます。また他の国よりも移民を受け入れているため、永住権取得を目的に人生をかけて来る留学生も多くいます。

学費を高く設定しても留学生がくるので、その需要に応じて金額が吊り上がるという訳です。
さらに物価が高いことも原因で、都市にある大学は学費や生活費が特に高い傾向にあります。

【2023年】 オーストラリアの学費が安いおすすめ大学7選

今回は学費が比較的安いオーストラリアのおすすめ大学を7つ紹介します。

学費はコースごとに大きく異なりますが、各大学の中でも特に安いコースや留学生に人気のコース(Arts, Business, IT, Education)を掲載しています。

掲載している金額は各大学の公式サイトにある、2023年-2024年の留学生向けの学費です。

学費に関する情報は変更は多く、奨学金や単位互換などが適用されれば表示されている学費より安くなる場合もあります。気になるコースがある場合は詳細を問い合わせていただければと思います。

1 Federation University of Australia(フェデレーション大学)

フェデレーション大学キャンパス
Bachelor of Arts$23,310/年
Bachelor of Business$27,610/年
Bachelor of Information Technology$26,350/年
Bachelor of Education$26,250/年
2024年の学費

フェデレーション大学は1870年に設立された公立大学。ビクトリア州のバララット、バーウィック、ギプスランド、ウィメラ、クイーンズランド州のブリスベンにキャンパスがあります。

14,500人もの現地の学生と9,000人の留学生がおり、オーストラリアの大学としては中規模。

大都市圏の大きな大学と比べ、クラスの人数が少ない少人数制をとっているため、教授から直接のフィードバックや学習のサポートを受けることができます。国内・国外で通用するようカリキュラムは定期的に見直しが行われており、質の高い教育を提供しています。

さらに高い就職率を誇っており、「The Good University Guide 2022」では、卒業生の正規雇用、スキル開発、学生サポート、社会的公正でビクトリア州第1位を獲得しました。

ビクトリア州のキャンパスでは自然豊かな環境で、近くにはビーチや山、自然公園などがあります。郊外の物価は首都圏と比べて非常に低く、生活費を安く抑えることができるのも魅力です。

クイーンズランド州の州都にあるブリスベンキャンパスでは、都会的な留学生活を送る事ができます。

 2 Victoria University(ビクトリア大学)

ビクトリア大学の建物
Bachelor of Arts$13,700/学期
Bachelor of Business$15,800/学期
Bachelor of Information Technology$16,100/学期
Bachelor of Early Childhood Education$14,600/学期
2023年の学費

ビクトリア大学は1916年に設立された伝統のある大学です。

大学の一番の特徴は、単位取得率を上げるために採用された画期的な履修スタイル。

通常の大学では、1学期に4科目ほど履修し、数ヶ月かけて取得します。そのため学期末には全科目の期末テストや課題が集中し、学生にとっては負担の大きい時期となってしまいます。

しかしビクトリア大学では、ブロックモデルと呼ばれる新しい履修スタイルを採用しており、1ヶ月で1科目ずつ履修していきます。

複数の科目を同時進行で学ぶ必要がないため1つの科目に集中でき、変更前と変更後では1年生の単位落第率が40パーセントも下がったそうです。

単位を落としたら、その科目をもう一度履修するためには、その分の授業料を再度払う必要があります。単位の取りやすさは、学費を「増やさない」ための重要なポイントです。

さらに「すでに勉強したことがある場合や、それに相当する就業経験がある場合、わざわざ授業に出席してまた学び直す必要はない」という考えから、単位免除が積極的に行われています。

単位免除されるとその科目を履修する必要がなくなり、その分学費も差し引かれます。

すでに学位を持っている方や関連した就業経験がある場合は、単位免除によって学費を抑えられる可能性があります。

3 Torrens University Australia (トレンス大学)

トレンス大学のイメージ
Bachelor of Business$26,760/年
Bachelor of Information Technology$26,753/年
Bachelor of UX and Web Design$32,733/年
Bachelor of Nursing$31,312/年
2023年の学費

トレンス大学は2012年に設立された新しい私立大学で、シドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレードといった都市を中心にキャンパスを持っています。

ビリーブルーカレッジオブデザインなどの有名カレッジを基盤として設立されたため、大学らしい講義ばかりではなく、就職力をつけるための実践的な授業があるのが魅力です。

教授は各分野の専門家で、授業内容は学科と関連する業界と共同で作られており、社会で即戦力として活躍できる人材の育成を目標としています。

さらに最先端の研究室、病室を再現した部屋、撮影スタジオ、ファッション縫製ルーム、ホテル・マネジメント会場など実技ができる施設も充実。

パートタイム、フルタイム、オンライン、対面式など、学生は自由に授業スタイルを選ぶことができ、好きな方法で好きな時に勉強ができます。

留学生の受け入れを積極的にしているのも特徴で、留学生向けのサポートや奨学金が充実しているのも魅力です。 

4 Charles Darwin University(チャールズダーウィン大学)

チャールズダーウィン大学キャンパス
Bachelor of Arts$25,328/年
Bachelor of Computer Science$29,616/年
Bachelor of Education Primary$26,712/年
Bachelor of Business$26,776/年
2023年の学費

チャールズダーウィン大学はノーザンテリトリー州のダーウィンという町の郊外にある大学。

キャンパスがあるダーウィンの地名と、新しいアイディアと革新を受け入れるという大学の考えから、進化論で有名な科学者チャールズダーウィンの名前が大学名になりました。

ダーウィンにはオーストラリアらしい自然が豊かで、世界遺産やすばらしい国立公園があります。さらに町の人口の1/4がアボリジニで、大学では先住民族研究の分野も有名です。

他のユニークな学科としては、Humanitarian, Emergency and Disaster Management(人道・緊急災害管理学科)があります。このコースでは、国内外のコミュニティ活動や災害救援、開発などを専門学者やその分野の経験者から学ぶことができます。

就職率が高いことも魅力で、学部生のフルタイムでの就職率は81.4%。「Good Universities Guide 2022」では学部生の正規雇用率においてオーストラリアで第 2 位にランクされました。

研究分野別では、CDUは工学、科学・数学、心理学、ソーシャルワークの分野で学部生の就職実績がオーストラリアで1位となっています。

 5 Australian Catholic University(オーストラリアン カソリック大学)

オーストラリアン カソリック大学キャンパス
Bachelor of Arts$26,848/年
Bachelor of Information Technology$29,664/年
Bachelor of Education(Primary)$26,848/年
Bachelor of Accounting and Finance$29,664/年
2024年の初年度の学費

オーストラリアン カソリック大学は1800年代にカソリックを母体として設立された歴史ある国立総合大学。

ブリスベン、シドニー、メルボルンにキャンパスを持っており、観光地や都市にあるため交通の便がいいところにあります。

都市部にある大学は通常学費が高いのですが、オーストラリアン カソリック大学は立地がいいながら比較的安いです。そのため都会的な暮らしがしたいけど、予算は抑えたいという方におすすめ。

キャンパスの規模は小さめで、教授とコミニュケーションがとりやすく、アットホームな雰囲気。地域のコミニュティとの関係も深く、インターンシップやボランティア活動なども盛んです。

看護の分野の評判が高く、国境なき医師団に所属している日本人看護師、白川優子さんもこの大学の卒業生。他には教育学や心理学なども有名です。

Times Higher Education World University Rankings 2022ではカトリック系の大学として世界でトップ10に選ばれるなど、世界的な評価も高い大学です。

6 Western Sydney University(西シドニー大学)

西シドニー大学キャンパス
Bachelor of Arts$27,552 /年
Bachelor of Information Technology$29,664/年
Bachelor of Business Administration$29,664 /年
Bachelor of education
(Primary and Secondary)
$26,848/年
2024年の学費

西シドニー大学はシドニーから電車で30分ほどの位置にある、パラマタにキャンパスがある大学。

パラマタには多くの商業施設や住宅施設が立ち並んでおり、シドニーへのアクセスもいいことから、「シドニー第二のビジネス街」と呼ばれています。急速に経済が発展している都市としても注目されており、今後の成長も期待できるエリアです。

西シドニー大学の魅力はハイテクなキャンパス。コンピューターラボ・図書館・医療設備など学習目的に合わせた研究施設があり、「QS World University Rankings – Star Audit 2021」では設備(facilities)や改革(innovation)の項目で5つ星を獲得しました。

学生数は40,000人以上でそのうちの3,000人は留学生。100以上の学部、大学院があり、大学の規模は大きめです。

さらに地元の企業との深い繋がりがあり、就職率も高く、学部生の5人に4人が卒業してから4ヶ月以内に就職しているというデータがあります。

7 University of Wollongong(ウーロンゴン大学)

ウーロンゴン大学キャンパス
Bachelor of Arts$13,296/学期
Bachelor of Education – The Early Years$14,520 /学期
Bachelor of Business$$15,432/学期
Bachelor of Nursing$15,984/学期
2023年の学費

ウーロンゴン大学があるウーロンゴン市は、シドニーから電車で2時間、車で1時間半ほど行った場所にある町。美しいビーチや歴史的な建造物が有名で、シドニーから週末に日帰り旅行に行く人も多いです。

ウーロンゴン大学には留学生約5,500人を合わせ、24,500人の学生が学んでいます。ビジネス学部、工学・情報科学部、法学・人文学部、理学・医学・保健学部や社会学部からなる5つの学部で様々なコースを提供。

大学としての規模は小さいものの、学生のケアが行き届いており、卒業生の満足率はオーストラリアの中でも最高点を出しています。

都市部よりも生活費が安く抑えられる上に、週末はシドニーに遊びに行く事もできるので、自然と都市のどちらも楽しみたい人におすすめです。

奨学金が適用されるか確かめよう

大学の提供する給付型奨学金を利用することで、さらに学費を抑えられる可能性も有ります。

奨学金や学費を安くするための詳細については以下のリンクから確認していただければと思います。

安く学位が取りたいならTAFEやカレッジがおすすめ

キャンパスライフや大学に進学するという形にこだわらない方は、TAFE(公立職業訓練学校)やカレッジ(私立専門学校)をおすすめします。

TAFEやカレッジの学費は大学より安く、学士や修士の学位が取得できるところもあります。大学、カレッジ、TAFEという違いはあっても同じ学位として扱われるので、2-4年間の卒業ビザを取ることも可能です。

ただし大学と比べるとコースの種類は少なく、特にカレッジはビジネス、IT、会計などの人気のコースに絞られてしまうため注意しましょう。

お気軽に相談ください

今回は学費の安い大学7選を紹介しました。安く留学するには元々の学費の安さはもちろん、その大学の奨学金が適用されるか、単位が認められるかが重要となります。

さらに入学後に単位を落とすとさらに学費がかかってしまうため、単位取得のしやすさも考慮したほうがいいでしょう。

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