ブリスベンの基本情報
州 | クイーンズランド州 |
人口 | 約240万人(2021年の推定) |
日本との時差 | +1時間 |
気候 | 亜熱帯気候 |
交通 | バス、フェリー、電車、自動車 |
ブリスベンはクイーンズランドの南東部に位置する、オーストラリア第三の都市です。
クイーンズランド州の州都であり、商業ビルやオフィスが立ち並んでいるので経済の中心でもあります。
亜熱帯気候に属しているため温暖で、年間を通してピクニックやアウトドアを楽しむことが可能です。
ブリスベンの中心部はブリスベン川という大きな川を囲むような形となっており、フェリーは市民の重要な交通手段となっています。
第三の都市と言っても街はコンパクトでよく整備されており、歩いて簡単に主要スポットを回ることができます。
ブリスベンへ行くには
東京の成田空港からは主にJALやANAなどの日本の航空会社やオーストラリアのカンタス航空が直行便を運行しています。
東京からの所要時間は約9-10時間で、往復航空券の相場は約10万円から12万円程度です。
※シーズンや予約のタイミングによって料金は上下します。
また、シンガポールや香港などのアジアの主要都市を経由して行くこともでき、所要時間は長くなるものの航空券は安くなります。
オーストラリアの大都市、シドニーからは飛行機で約1時間程度で行くことができます。往復の価格は約1万円から2万円程度です。
ブリスベンの空港とブリスベン市内へのアクセス
ブリスベン空港からブリスベン市内に行くには
ブリスベン空港は、ブリスベン市内から15-20km離れた場所にある国際空港です。
国内線と国際線の2ターミナルがあり、国際線ではアジア、太平洋、中東、ヨーロッパなどの主要都市との国際便を運行しています。
交通手段 | 空港からの所要時間 |
---|---|
空港シャトルバス | 20分〜1時間 |
電車 | 20分〜30分 |
レンタカー | 20分〜40分 |
タクシー | 20分〜40分 |
ブリスベンの気候
ブリスベンは亜熱帯気候に属しています。四季折々の変化がありつつも、一年を通じて比較的穏やかな温度が続くのが特徴です。
日照時間も非常に多く、年間を通じて約300日にもわたって晴天が続くことがあり、アウトドア活動やレジャーを通年楽しむことができます。
降水量は基本的に少なく、湿度も控えめなので、気温が高い日でも快適に感じることが多いです。
ただし、日差しが日本よりも非常に強いため、紫外線対策は欠かせません。帽子やサングラス、日焼け止めなどを使用して、肌を保護するようにしましょう。
ブリスベンの交通手段
ブリスベンの交通手段は多様で、市内や周辺エリアへの移動をさまざまな方法で行うことができます。以下にそれぞれの交通手段について詳しく説明します。
バス
ブリスベンではTransLinkという公共交通機関によって多くのバスが運行されています。
バスは主要な観光地やショッピングセンター、住宅地などにアクセスする手段として利用されており、運賃はゾーン分けによって決まります。
フェリー
ブリスベン川やその支流を利用したフェリーも交通手段の一つです。
シティーキャットと呼ばれる高速フェリーやシティフェリーが運行されており、川沿いの景色を楽しみながら市内の移動ができます。
電車
電車も広範なエリアをカバーしており、市内や周辺の都市へのアクセスに利用されています。
都市郊外への通勤やブリスベン国内空港へのアクセスにも便利です。電車は快適な車内での移動ができ、ゾーン制の運賃が設定されています。
自動車
自動車はブリスベン市内や周辺エリアを自由に移動する手段です。
レンタカーやカーシェアも利用できますが、交通渋滞や駐車場の混雑に注意が必要です。また、左側通行が行われているため、運転には注意が必要です。
キックボード
最近では電動キックボード(電動スクーター)の利用も広がっています。
一時的に利用することができ、アプリを通じてレンタルすることができます。短距離の移動に便利で、スムーズな移動が可能です。
ブリスベンの治安
ブリスベンの治安は良く、昼間は多くの人々が街を歩き、観光や買い物を楽しんでいます。
しかし、稀に窃盗や車上荒らしといった犯罪が報告されており、特に夜間や人が多い繁華街では注意が必要です。
特に夜遅くに一人で歩く場合は、明るい場所を選び、人通りの多い場所を選ぶようにしましょう。
ブリスベンでの留学
シドニーなどの大都市はアジア人留学生の割合が高いですが、ブリスベンの国籍は多様で、ヨーロッパ、南米、アフリカなどの様々な留学生が集まっています。
さまざまな文化的背景を持ったクラスメイトと学ぶことで、異なる視点や経験を共有し、国際的な視野を広げることができます。
ブリスベンを気に入る日本人留学生は多く、その理由は「田舎すぎず都会すぎない」というのが大きいようです。川に囲まれ、ゆったりとした雰囲気がありながらも、必要なものは全て揃っています。
ブリスベンの語学学校
ブリスベンのTAFE/専門学校
ブリスベンの大学
ブリスベンの住みやすさ
アルバイト
ブリスベンは都市であるため、アルバイトの求人が比較的豊富にあります。
商業施設や観光地、レストラン、ホテル、ショッピングセンターなど多岐にわたる業種で求人が出されています。さらにクリーナー、ベビーシッター、配送員、倉庫での作業員などの需要も高いです。
ただし、求人の状況は季節や市場の需要によって変動することがあり、ワーホリや留学生の入国が多い時期は求人が減ることがあります。
滞在先
ブリスベンに来る留学生はシェアハウス 、学校の寮、ホームステイ、アパートメントなどで暮らしています。特にほとんどはシェアハウスを選んでおり、物件数が多く家賃も安く済むのがメリットです。
ブリスベンの家賃は、他のオーストラリアの主要都市と比較してやや抑えめです。
都市内の中心部や人気エリアでは家賃が上昇する傾向がありますが、ゴールドコーストやシドニー、メルボルンと比べると、ブリスベンの家賃は割安に感じられることが多いでしょう。