オーストラリアで社会科学を学びたいと考えている方向けに、社会科学の専攻に絞った国内のランキングをご紹介します。
※今回のランキングはTimes Higher EducationのWorld University Rankings 2023 by subjectから引用しています。
1位 クイーンズランド大学
クイーンズランド大学では、農業や環境科学、野生生物学や生物医学など、実にさまざまな科学科目を学ぶことができます。
グレートバリアリーフのあるクイーンズランド州は、海洋生物学を学ぶには特にぴったりの場所です。
クイーンズランド大学は、グレートバリアリーフにローアイルズとヘロン島という2つの主要な研究施設を所有しています。専攻によっては、グレートバリアリーフやアウトバック、オーストラリアに数多くある国立公園でフィールドワークをする機会もあります。
学部生には、夏休みや冬休みの研究プロジェクト制度を通じて、研究に参加することが奨励されています。
2位 メルボルン大学
メルボルン大学は1853年に設立され、オーストラリアで2番目に古い大学です。
バイオテクノロジーやバイオサイエンスなど、ライフサイエンス系の修士・博士課程が充実しており、学生は大規模な研究プロジェクトを行うことができます。
また、病院、医療研究機関、バイオテクノロジー研究所で経験を積むことができるメルボルン・バイオメディカル地区も利用できます。
3位 シドニー大学
オーストラリア最古の大学であるシドニー大学は、1850年に設立され、歴史あるオリジナルキャンパスに最新の研究棟が混在しています。
キャンパス設備にはシドニー・ナノサイエンス・ハブ、医療研究のためのチャールズ・パーキンス・センター、食品科学研究所などの施設があります。
シドニー校の理系学部では、さまざまな科学分野で自分の学位を設計できる理系学士号と、タロンガ野生動物保護学士号や食品・農業ビジネス学士号など、より専門性の高いコースから選択することができます。
4位 モナッシュ大学
エンジニア、軍事指導者、行政官であったジョン・モナシュ卿にちなんで名付けられたモナシュ大学は、1958年に設立された大学です。
モナシュ大学では、通常の柔軟性のある理学士号だけでなく、最初から特定の分野を学んで専門性を高めることができます。
大学の主な研究分野は、生命科学の3つの分野(生態学と保全、変化する世界における進化、遺伝学、ゲノミクス、健康)です。
5位 オーストラリア国立大学
オーストラリア国立大学(ANU)は、オーストラリアの首都であり最大の内陸都市であるキャンベラに位置しています。
ANUは、地球科学のコースと、持続可能性と保全の未来に関する研究で特に有名です。
ANUでは、さまざまな分野を学んだ後に専門性を高めるための理学士号や、バイオテクノロジー学士号、環境・持続可能性学士号など、より具体的なコースが用意されています。