オーストラリアの大学の多くは1年を2学期に分けるセメスター制を採用しており、卒業時期は年に2回あります。
最終学期が2月に始まる場合
学期開始 | 2〜3月 |
学期休み | 4月 |
学期終了 | 5月 |
卒業 | 6〜7月 |
セメスター制の大学に入学する場合、セメスター1は2月〜3月に始まり、5月末に終了します。
この間、通常4月に2週間のセメスター休暇があり、イースターの長期休暇と重なります。試験が必要な場合は、6月中に実施され、卒業はその後の6月〜7月となります。
最終学期が7月に始まる場合
学期開始 | 7〜8月 |
学期休み | 10月 |
学期終了 | 11月 |
卒業 | 11〜12月 |
セメスター2は8月に始まり、途中に2週間の休暇を挟んで11月末に終了します。セメスター2の授業で試験を受ける必要がある場合は、11月下旬から12月中旬にかけて実施されます。
セメスター1から学業を開始するのが一般的ですが、セメスター2から学位取得を目指す学生も多くいます。
トリセメスター制の大学の場合
オーストラリアの大学の中には、トリセメスター制を採用している大学もあります。
トリセメスター制とは1年を3学期に分けるもので、卒業時期は3回あります。
最終学期が2月に始まる場合
学期開始 | 2月 |
学期休み | 4月 |
学期終了 | 6月 |
卒業 | 6月~7月 |
最終学期が7月に始まる場合
学期開始 | 7月 |
学期休み | 8月 |
学期終了 | 10月 |
卒業 | 10月~11月 |
最終学期が11月に始まる場合
学期開始 | 11月 |
学期休み | 12月〜翌年1月 |
学期終了 | 翌年2月 |
卒業 | 2月~3月 |
オーストラリアの大学の卒業間近にすること
各大学やコースによって異なりますが、卒業間近になるとグループや個人プロジェクトなどが多くなり、単位取得の難易度が上がることが多いです。
インターンシップや実習などの参加が卒業条件となっている場合もあり、卒業間近にはより忙しくなるでしょう。
学生によっては卒業間近はアルバイトの時間を減らすなど、勉学に多く時間を割けるようにしている人も多いです。
オーストラリアの大学の卒業後にすること
オーストラリアの大学を卒業した後は大学院に進学したり、日本に帰国して就職したり、卒業ビザを申請して現地での滞在を延ばしたりといった選択肢があります。
さらに会計、工学、IT関連の学位を取得している場合、プロフェッショナルイヤーと呼ばれる1年間のコースを学ぶこともできます。
国内に滞在する場合、すぐに就職活動をする卒業生もいれば、旅行などをしてゆっくり過ごす卒業生もいます。