オーストラリアで看護師になる為に必要な英語力はどれくらい?

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オーストラリアで看護師になるために必要な英語力

オーストラリアの看護師になるためには、オーストラリアの大学看護科を卒業すれば基本的に国家試験等は不要です。ただし、留学生は看護師として働くのに十分な英語力を証明する必要があります。

英語力を証明するために使える試験には、IELTS / TOEFL ibt / OET / PTE等があります。看護留学をされる方の多くもこれらの英語試験を利用していますが、近年はOETの利用希望者が増えているようです。

かつてはIELTS・OETともに各領域(リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング)すべてで7.0またはB以上というスコアが求められていましたが、2025年4月以降、以下のようにライティングの基準が緩和されました。

試験新しい基準
IELTS(Academic)Overallスコア 7.0以上必要。
L・R・Sは7.0以上、Wは6.5以上 。
OET(看護師用)L・R・Sは “B” 以上。
Wは “C+” 以上。

なお英語試験は12カ月以内に2回受験すれば、それぞれのスコアを合算することもできます(ただし、この場合でもそれぞれの科目で最低点を下回らないことなど条件があります)。

IELTS試験 or OET試験?

オーストラリア 永住 IELTS

OET試験は医療分野での仕事をしたい方を対象に作られた英語の試験ですので、主に医療関連のトピックで構成されています。一方、IELTS試験は一般英語試験のため、設定されるテーマは社会情勢や自然科学まで非常に幅広いのが特徴です。

そのため、OET試験を勉強することは、医療分野で仕事をするのにも役立つ為、看護師を目指す方はこちらを選択する方が多いです。一方でIELTS試験はOET試験よりもコストが安く、試験を受けられるチャンスが多いです。

IELTS試験の費用はA$475で、オーストラリアなら月に2〜3回、世界中の都市で受験機会があります。それに対してOET試験の費用はA$587で、月に1回の受験で地域も限定的となります。

ご自身にあった試験を選ぶとよいでしょう。

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