オーストラリアに留学するメリット7つ!他の英語圏より選ぶべき理由は?

オーストラリアの国旗

オーストラリアでの生活の質オーストラリアは日本人はもちろん、世界中の留学生が集まる人気の留学先。他文化を受け入れる気風があり、世界水準の教育や生活の質、就労の機会など、留学生にとって魅力がたくさんある国です。

しかし人気の英語圏の留学先は他にもあるため、どこにすればいいのか迷ってしまう人も多いのでは。

今回はオーストラリア留学をするメリットについて、教育や生活、キャリアの面から徹底的に解説しました。

オーストラリア留学を迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

目次

銃規制がされており治安がいい

経済状況が良く、政治も安定しており、犯罪率は低いです。

銃規制が厳しく、特別な理由がない限りは銃を持つことはできません。

オーストラリアでは1996年にタスマニアの観光地で35人が死亡する銃乱射事件が起こりました。それを受けて政府は大規模な銃規制に乗り出し、自動小銃や散弾銃などの所持を全面的に禁止。

さらに、違法とされた銃は政府が公正な価格で買い取るという政策を行い、提出された60万丁もの銃は政府の手によって廃棄されました。その後、銃による事件数は大幅に減少し、現在のオーストラリアの治安の良さにつながっています。現在、国内にある銃は全て登録する義務があり、銃を購入するには許可証や免許、正当な理由が必要です。

農家や周辺住民は害獣対策として銃の所持が認められていますが、普通に生活していて銃を目にする機会はほぼないと言えます。

しかし治安がいいと言えども、スリや強盗などの軽犯罪、性犯罪、ドラッグなどには気を付ける必要があります。人通りの少ない通りや夜の繁華街を歩くときは注意しましょう。

温暖で過ごしやすい気候

広大な大陸であるため、熱帯性、温帯性気候、砂漠性など緯度によって気候帯も様々。しかし国全体の年の平均気温は21-22度と、温暖で過ごしやすいです。

多くの地域には四季がありますが、日本よりも寒暖差が穏やかで湿度が低いです。ケアンズなどの熱帯の北部では雨季(夏)と乾季(冬)の2つがあり、雨季は湿度が高くなるものの、晴れの日に恵まれています。

また南半球に属しているため、季節は日本とは真逆です。そのため、クリスマスにビーチに行くとサンタの帽子をかぶってお祝いしているという、日本では不思議な光景を目にすることも。

夏の陽気な雰囲気の中でクリスマスやニューイヤーを過ごすのは、オーストラリアならではの楽しみですね。

オーストラリアの季節
夏:12月〜3月(平均気温29℃)
秋:3月〜5月
冬:6月〜8月(平均気温13℃)
春:9月〜11月

留学生活で辛いことがあっても、真っ青な空を見れば励まされますし、外に出て気晴らししようかという気持ちにもなります。休日は公園やビーチに出かけゆっくりしたり、野外アウトドアを楽しむという、オーストラリア風のライフスタイルを送るのもいいですね。

留学生の受け入れを積極的に行っている

オーストラリアは国が留学生の受け入れを積極的に行っており、多種多様なコースや学位を提供しています。

英語を学ぶ語学学校、手に職をつけられるTAFE(職業専門学校)、学位が取得できる大学など、レベルや目的に応じて選べるので、希望のコースに通うことができるでしょう。留学生の目標に応じた柔軟な対応もあり、1つの教育機関から異なる教育機関に編入・進学することもできます。入学試験はなく、過去の成績や英語試験などの条件をクリアすることで入学可能です。
オーストラリアは移民が多いため様々なバックグラウンドを持つ人たちがおり、他国と比べても学生の留学生率が高いです。そのため外国人だからという理由で浮いたり、疎外感を感じることも少ないはず。

さらに学生ビザを取得する手続きも比較的簡単です。入学許可書、財力の証明、保険の加入、GTE(留学の目的を証明するもの)など必要書類さえ揃えれば問題なく取得ができます。また3ヶ月以内の短期留学の場合は、オンライン申請できる観光ビザで留学することも可能です。

オーストラリアの大学の学費は非常に高いですが、奨学金制度も充実しており、例として以下があります。

・The Destination Australia Program (DAP) :国内で不足している職業の分野を地方で学ぶ学生が対象

・Australian Postgraduate Awards(APA):優れた研究能力を持つ大学院生が対象

・教育機関が提供する奨学金:成績の条件を満たす学生が対象

教育機関が提供する奨学金の条件には、過去のGPAが高いこと、在学中に一定の成績をキープすることなどがあります。他にはプロモーションとして、特定の学部や国の学生に奨学金が提供されることも。

学費がネックとなっている場合は、受け取れそうな奨学金がないかチェックするのがおすすめです。

教育水準が高い

留学先を選ぶ上で大きな選定ポイントとなるのが、その国の教育レベルです。

2023年のQS世界大学ランキングトップ200では、オーストラリアは国内に大学が40校しかないにも関わらず、14校がランクイン。日本には790校もの大学がありますが、東京大学や京都大学をはじめとして計5大学がランクインしています。

つまり、日本では全体の大学の0.6%がランクインしているのに対し、オーストラリアは35%ということになります。オーストラリアは学校数が少ないにも関わらず、平均的な教育水準が高いと言えますね。

オーストラリアにあるほぼ全ての大学は、国に管理されている国立大学です。さらにAustralian Qualifications Framework(AQF)という教育水準認定機関があり、各大学が高い教育の質を保つよう厳しく管理しています。

オーストラリアの大学は研究分野に強く、芸術や人文科学、教育、科学などの分野で優れた業績を上げています。ペニシリン、体外受精、Wi-Fiなど、多くの重要な発見をしたことで知られ、世界的な研究にも大いに貢献しています。世界中から優秀な教授や学生が集まるので、ハイレベルな学びを求める留学生にとって最適な環境と言えます。

在学中や卒業後に就労できる

在学中や卒業後に働けるオプションがあるというのも、オーストラリア留学の大きなメリットです。

カナダやアメリカなど、他の英語圏でも学生ビザで学校に通いながらアルバイトをすることはできます。しかしキャンパス内での仕事に限られていたり、学生ビザの期間やコースの種類に条件がついていたりと、様々な制限があります。

一方オーストラリアは「2週間で最大40時間まで」という制限時間をクリアすれば、どこでも自由に働くことができます。そのため、経験を得るためのインターンシップも労働許可書などを申請せずに行うことが可能です。

その上オーストラリアは最低賃金が高く、最低時給はAUD21.38です。アルバイトと学業を両立し、学費や生活費の足しとしている留学生も多く、経済的なサポートともなります。

さらに卒業ビザという、コースを卒業した学生が現地で自由に滞在・就労・進学できるビザもあります。留学生に多いのは、このビザを活用して現地で就労経験を積んだり、ビジネスビザや永住権のスポンサーとなってくれる会社を探すパターンです。

① Graduate Work stream – グラデュエートワークストリーム

ビザ期間:18ヶ月
※コロナの影響による一時的な措置として、2021年12月1日からビザの期間が24ヶ月に増やされました。

申請条件(一部)
・現地でDiploma、Certificate IV、Advanced Diplomaなどの2年以上のコースを終了
・必要な英語力を証明すること

※2022年7月1日から2023年6月30日の間に申請した人は以下の条件が撤廃されます
・SOL(skilled occupation list)に載っている職業と関連したコースを卒業していること
・スキルアセスメントに合格していること

② Post-Study Work stream – ポストスタディワークストリーム

ビザの期間:2-4年
※人材不足の分野では、さらに2年追加される可能性あり

申請条件(一部)
・現地で2年以上の大学または大学院のコースを卒業したこと
・必要な英語力を証明すること

こちら卒業ビザの取得には、就学する分野は関係なく、Bachelor(学士)以上のDegree(学位)が取得可能なコースを修了していることが必要条件です。
留学だけではなく「海外で働いてみたい」「現地での就業経験がほしい」という人にとって、オーストラリアはぴったりの場所でしょう。

日本との時差が短い

オーストラリアと日本の時差は30分〜2時間ほど。アメリカやカナダ、イギリスは8〜18時間もあることを考えるとかなり短いですね。

海外留学というと、連絡が取りづらく電話の時間も合わないというイメージが強いですよね。しかしオーストラリア留学なら、日本にいるかのように気軽に連絡が出来ます。

実際オーストラリアに留学している私も、日本にいたときと同じくらいの頻度でチャットや電話をしているので、家族から「海外にいる気がしない」とよく言われます。

いつでも家族や友達に連絡できる、というのは精神的な支えにもなり、ホームシックも和らぎますよ。

さらに時差が短いことで、時差ボケが起こりづらいというメリットもあります。時差ボケがあると疲労感がしばらく抜けなかったり、体の調子がすぐれないことも。特に数日〜数週間の短期留学で来る方は、貴重な留学期間を無駄にしたくないですよね。

時差ボケは時差が4-5時間以上あると起きるとされていますが、オーストラリアは最大でも2時間なので気がつかないほどです。到着して数日たてば、すっかり現地の生活リズムに慣れてしまうでしょう。

またオーストラリアにいながら日本での就職活動を行ったり、リモートで日本から仕事を受けることもできます。面接や会議のために夜中に起きなければいけないといった心配がなく、返信もすぐにできるので安心ですね。

オーストラリアでの生活の質

オーストラリアは生活水準が高いことでも有名です。国際機関であるOECD(経済協力開発機構)による生活水準ランキングによると、他の先進国を凌いでオーストラリアの都市が4つもランクインしています。

The 10 most liveable cities in the world in 2021
(2021年、世界で最も住みやすい都市10)

1 Auckland, New Zealand
2 Osaka, Japan
3 Adelaide, Australia
4 Wellington, New Zealand
5 Tokyo, Japan
6 Perth, Australia
7 Zurich, Switzerland
8 Geneva, Switzerland
9 Melbourne, Australia
10 Brisbane, Australia

このランキングは、生活の質を反映する住宅、収入、社会とのつながり、環境、教育、健康、安全、仕事と生活のバランスなどを指標としています。ランクインしていない都市の生活水準も平均して高く、日本での暮らしとの大きなギャップを感じることはないでしょう。

生活水準が高い先進国では、経済成長の効率が重視され、一人ひとりの人生の豊かさはなおざりにされがち。

しかしオーストラリアは生活水準が高い国でありながら、物質的な豊かさと人間的な豊かさのどちらも持っています。

その理由は仕事と私生活のオンオフをしっかり切り替えていることや、他人の基準を気にせず、自分らしく生きやすい環境が整っているせいかもしれません。さらに休日はビーチや公園で家族や友達との時間を楽しんだり、個人の趣味を追求したりと、消費以外の幸せを持っている人が多いです。

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