オーストラリア留学を希望される方へ明るいニュースが発表されました。2023年7月1日より、学士以上で対象のコースの卒業ビザが2年延長されることになります。
そして今回は、対象となる全ての学校やコースが発表されましたのでご紹介します。
オーストラリアの卒業ビザの延長とは？
卒業生ビザとはTemporary Graduate Visa (Subclass 485)のことです。
オーストラリアの学校を卒業し、指定された職業に関するスキルや資格を持つ留学生に与えられます。
卒業ビザを取得すると、ビザの期間内は自由に現地で滞在・就労・就学できます。とても自由度の高いビザのため、特に現地就職をしたい人に人気となっています。
今回の変更による期間の延長は、国内で不足している職業に関連したコースの学士、修士、博士のみに適用されます。
また適用された場合の卒業ビザの期間は以下のようになります。またRegional Areaで就学、就職する場合はさらに数年加算されることとなります。
不足している職業のコースのみ
| 学位 | 卒業ビザの期間 |
|---|---|
| 学位号（Bachelor） | 2年→4年 |
| 修士号（Master） | 3年→5年 |
すべてのコースの人が対象
| 学位 | 卒業ビザの期間 |
|---|---|
| 博士号（Doctor） | 4年→6年 |
対象となるコースのリストが発表
前回の発表では対象となる分野（IT、医療、工学など）は発表されていましたが、具体的な学校やコースなどの情報はありませんでした。
しかし今回は、対象となる学校名、コース名、CRICOSコースのリストが豪政府より発表されました。
3,000以上のコースがリストアップされているため、特定のコースを探したい場合はCRICOSコードから検索するのがおすすめです。
卒業ビザ延長対象となるコースリスト
卒業ビザ延長のコース発表について
注意するべきこと
政府の発表では以下のようにあり、オーストラリアの労働市場に対応するため、対象コースのリストは毎年見直されると書いてあります。
リストからコースを選んでも、来年には対象外となっている可能性があるということですね。
コース選びの際はその点もよく考えて選ぶのがいいでしょう。
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