ファームステイ オーストラリアの全情報を徹底解説。費用相場、給料、ワーホリ延長条件、WWOOFとの違い、仕事内容、人気地域、探し方まで網羅。無料・有料エージェント比較とKOKOS JAPANの安心サポートも紹介。
ファームステイ オーストラリアとは?基本をわかりやすく解説
オーストラリアのファームステイは、農場や牧場に滞在しながら自然に囲まれた環境で生活・仕事・体験を行う滞在スタイルです。単なる観光ではなく、実際に農作業を体験したり、現地の家族と生活を共にしたりすることで、オーストラリアの一次産業や地方文化を深く理解できるのが特徴です。
特にワーキングホリデービザ利用者にとっては、収入を得ながら滞在を継続できる選択肢として人気があります。また、近年は英語力向上や国際交流を目的に参加する若者も増えています。
ここではまず、ファームステイの基本的な仕組みと種類を整理します。
ファームステイの定義と仕組み
ファームステイとは、農場(Farm)に一定期間滞在(Stay)し、農作業や牧場業務に関わる体験型滞在のことを指します。形態は大きく分けて以下の3つがあります。
- 観光型(ホリデー型)
- 労働型(ワーキングホリデー型)
- WWOOF(有機農業ボランティア型)
労働型の場合は雇用契約を結び、時給または歩合制で給与を得ることが一般的です。一方、WWOOFは無償労働の代わりに宿泊と食事が提供される仕組みです。
オーストラリアは農業大国であり、果物・野菜・酪農・畜産など多様な農業分野があります。そのため、季節ごとに様々な仕事が生まれ、常に人手が必要とされています。
観光型・労働型・WWOOF型の違い
それぞれの特徴を整理すると次の通りです。
観光型(ホリデー型)
農場での生活体験が中心で、必ずしも労働を伴いません。家族連れや短期滞在者向けで、英語環境に触れながら自然体験を楽しむスタイルです。
労働型(ワーホリ型)
収穫作業や牧場業務に従事し、給与を得る形態です。ビザ延長(セカンド・サードワーホリ)の対象になる可能性があり、実利を重視する人に向いています。
WWOOF型
有機農場でのボランティア形式です。給料は発生しませんが、宿泊と食事が提供されます。費用を抑えたい人や文化交流を重視する人に人気です。
語学留学やワーホリとの違い
語学留学は学校中心の学習環境ですが、ファームステイは「実践型英語環境」です。教室ではなく、職場や生活の中で英語を使います。
ワーキングホリデーはビザの種類であり、そのビザを活用してファームで働くのが労働型ファームステイです。
つまり、
- 語学留学=教育機関中心
- ワーホリ=ビザの枠組み
- ファームステイ=滞在・就労スタイル
という違いがあります。
英語力向上、収入確保、ビザ延長という3つの目的を同時に満たせる点が、ファームステイの大きな魅力です。
ファームステイの種類別メリット・デメリット比較
ファームステイは一括りにされがちですが、実際には目的や滞在スタイルによって満足度が大きく変わります。
「英語を伸ばしたいのか」「お金を稼ぎたいのか」「自然体験をしたいのか」によって、選ぶべきタイプは異なります。
ここでは、代表的な3つのスタイルの特徴を具体的に比較し、自分に合った選択ができるよう整理します。
観光型(ホリデー型)の特徴と向いている人
観光型ファームステイは、農場体験を楽しむ滞在型アクティビティです。農作業は必須ではなく、乗馬体験や酪農体験、自然散策などが中心となります。
メリット
- 英語初心者でも参加しやすい
- 家族やシニア層でも安心
- 短期間(1週間〜数週間)で体験可能
- 体力的な負担が少ない
デメリット
- 収入は得られない
- 費用は基本的に自己負担
- ワーホリ延長対象にはならない
向いている人は、
「観光+異文化体験を楽しみたい人」
「英語環境を試してみたい人」
「子どもと一緒に参加したい家族」などです。
労働型(ワーホリ型)の特徴と収入の仕組み
最も人気が高いのが労働型ファームステイです。ワーキングホリデービザを利用し、農場で正式に雇用されます。
主な仕事
- フルーツ・野菜の収穫(ピッキング)
- 梱包・仕分け作業
- 牧場業務(餌やり、乳搾り)
- トラクターなどの農機具補助
給与形態
- 時給制(最低賃金ベース)
- 歩合制(収穫量による出来高制)
最低賃金は年々改定されますが、フルタイムで働けば生活費を十分にカバーできるケースもあります。
メリット
- 収入を得ながら滞在できる
- セカンド・サードワーホリ取得条件を満たせる可能性
- 実践的な英語環境
デメリット
- 体力勝負
- 季節によって収入が不安定
- ファーム選びを間違えるとトラブルリスク
「稼ぎたい」「ビザ延長したい」「海外で本気で働きたい」という人に向いています。
WWOOF(ウーフ)の仕組みと注意点
WWOOFは「World Wide Opportunities on Organic Farms」の略で、有機農場でのボランティア制度です。
参加者は農作業を手伝う代わりに、宿泊と食事を無償提供してもらいます。
メリット
- 滞在費を抑えられる
- ローカル家庭との交流が深い
- 有機農業に興味がある人には貴重な経験
注意点
- 給料は発生しない
- ビザ延長条件に必ずしも該当しない
- 農場ごとのルール差が大きい
交流重視、文化体験重視の人に適していますが、「稼ぐ目的」には向きません。
目的別おすすめタイプ診断
あなたの目的に合わせると、次のように整理できます。
- とにかく収入を得たい → 労働型
- ビザ延長を狙いたい → 労働型(条件確認必須)
- 英語初心者でまず体験 → 観光型
- 費用を抑えてローカル交流 → WWOOF
- 自然と動物が好き → 労働型またはWWOOF
最も重要なのは「何のために行くのか」を明確にすることです。
目的が曖昧なまま参加すると、想像とのギャップが生まれやすくなります。
ファームステイにかかる費用と収入のリアル
「実際いくら必要なのか?」「本当に稼げるのか?」は、ファームステイを検討するうえで最も気になるポイントです。
ファームステイは観光型・労働型・WWOOF型によって費用構造が大きく異なります。さらに、渡航前に必要な初期費用と、現地で発生する生活費を分けて考えることが重要です。
ここでは、リアルな費用感と収入の実態を具体的に解説します。
1ヶ月・3ヶ月・1年の費用目安
滞在スタイルによって大きく変わりますが、目安は以下の通りです。
観光型の場合
- 1ヶ月:約30〜60万円
(滞在費・食費・体験費込み)
労働型(ワーホリ)の場合
- 1ヶ月目:20〜40万円前後(初期費用中心)
- 2ヶ月目以降:収入で生活費をカバー可能
WWOOF型の場合
- 渡航費+登録費+生活雑費のみ
滞在費・食費は原則無料
年間トータル目安
- 100〜130万円程度(労働型の場合は実質負担が軽減されるケースも多い)
重要なのは、最初の1〜2ヶ月分の生活費は必ず自己資金で用意しておくことです。収穫シーズンや天候により、すぐに十分な収入を得られるとは限りません。
給料はいくら稼げる?最低賃金と歩合制の違い
オーストラリアのファームで働く際の給与は、雇用形態や契約内容によって大きく変わります。2025年7月1日以降、 全国の最低賃金は時給AUD 24.95(約2,700円前後) に引き上げられており、フルタイム・パートタイムともに適用されます。これはオーストラリア労働基準局が定める全国最低賃金で、どの雇用でも必ず守られなければならない基準です。
一方で、アルバイト形態に近い「カジュアル雇用(Casual)」の場合、最低でも約25%のカジュアルローディング(時給上乗せ)が付くため、実質的な最低時給は約AUD 31.19になることがあります。このカジュアルローディングは、有給休暇などの福利厚生が付かない代わりに賃金が上乗せされる制度です。
時給制(Hourly Wage)
- 法定最低賃金:AUD 24.95/時間
- カジュアル適用時:AUD 31.19/時間(ローディング込み)
※祝日や週末はさらに割増になる場合あり。
ファームの現場では、時給制でも上記のベースより高いことが多く、特定の農作業やピークシーズンでは AUD 28〜35/時間(約3,000〜3,800円前後) という求人も多数あります。これは能力や経験、農場の場所によって異なりますが、比較的高収入が期待できる水準です。
歩合制(Piece Rate)
歩合制は「収穫量」や「仕事量」に応じて支払われる給与体系です。例えば、果物や野菜をバスケット単位やキロ単位で収穫した量に応じて支払われるため、 正確なスピードや効率次第で時給換算が高くなることもあります。 特に収穫が忙しいピーク時には、短時間で効率よく稼げる可能性がある一方、作物の状態や天候によって収入が大きく変動することがある点には注意が必要です。
まとめ
- 時給制は安定収入を得やすく、最低保証がある
- カジュアル雇用は福利厚生が少ない代わりに時給が高め
- 歩合制は能力次第で高収入も狙えるが、安定性は低い
このように、オーストラリアのファームでは働き方に応じた複数の給与体系があり、自分の目的(安定か、高収入か)やスキルに合わせて選べるのが特徴です。
初期費用(ビザ・航空券・保険)の内訳
オーストラリアのファームステイ・ワーホリを始める前にかかる主な初期費用は以下の通りです。
① ワーキングホリデービザ申請料(2026年現在)
オーストラリアのワーキングホリデービザ(Subclass 417 および Subclass 462)の申請には、政府に支払う申請料が必要です。2025年7月1日のビザ料金改定以降、申請料は「AU$670(約7万円前後)」が最新の基準となっています。これはオンライン申請時にクレジットカードなどで支払う金額で、申請する時点の為替レートによって日本円換算額は変動します。
申請料金は制度変更などで予告なく改定されることがあるため、渡航計画を立てる際にはオーストラリア政府移民局(Department of Home Affairs)の公式サイトで最新の申請料を確認することをおすすめします。
② 航空券(往復または片道)
往復航空券は時期や出発地によって大きく変動しますが、日本からの場合、オフシーズンで10万円〜20万円台後半、ピークシーズンはそれ以上になることが一般的です。また、片道で購入してから現地移動中に帰国便を手配する人もいます。
③ 海外旅行保険
海外旅行保険は医療費や事故、盗難などの保険対応として不可欠です。ワーキングホリデー滞在中は長期保険加入が推奨され、月額1万〜2万円程度が相場です。オーストラリアの医療費は高額なため、カバー範囲を必ず確認しましょう。
④ 現地生活のための予備費
オーストラリアは物価が高く、初めのうちは収入が不安定な場合があります。特にファームでは仕事自体を見つけるまでの期間が発生することもあるため、2〜3ヶ月分の生活費(家賃・食費・交通費など)を現金で準備しておくことが安心材料になります。
お金を抑えるコツと失敗しない資金計画
失敗しないためのポイントは次の3つです。
① 収穫シーズンに合わせて渡航する
閑散期に行くと仕事が少なく、資金が減る可能性があります。
② 信頼できる求人を選ぶ
違法な低賃金ファームを避けることが重要です。
③ 生活費を固定費ベースで試算する
家賃・食費・交通費を月単位で計算しておきましょう。
資金計画を立てずに渡航すると、途中帰国になるケースもあります。余裕資金を持つことが、安心して挑戦する最大のポイントです。
ワーキングホリデーとビザ延長の条件
オーストラリアでファームステイを選ぶ最大の理由の一つが、「ワーキングホリデービザの延長が可能になること」です。特に日本人に人気のセカンド・サードワーホリは、指定された条件を満たすことで申請できます。
しかし、「ファームで働けば必ず延長できる」というわけではありません。地域・職種・日数のすべてが条件を満たしている必要があります。ここでは、2026年現在の制度に基づいて分かりやすく解説します。
セカンド・サードワーホリ取得条件
セカンドワーキングホリデービザ(2年目)を申請するためには、
指定された地域で、政府が認める「特定の仕事」に従事し、一定期間働く必要があります。
必要就労日数
- セカンドビザ:88日(約3か月)
- サードビザ:6か月以上の追加就労
ここで重要なのは「暦日」ではなく、実際に働いた日数がカウント対象になる点です。フルタイムであれば週5〜6日勤務でカウントされることが一般的です。
農業(Plant and Animal Cultivation)は代表的な対象職種の一つで、多くのファームジョブが該当します。
指定地域と指定職種のルール
すべての農場が対象になるわけではありません。
対象となるのは、政府が指定する“Regional Australia(地方地域)”のみです。
例えば、
- クイーンズランド州の大部分
- タスマニア州全域
- ビクトリア州の地方エリア
などが対象です。
一方で、シドニーやメルボルンなどの都市中心部は対象外です。
職種も重要で、
- 果物・野菜の収穫
- 梱包作業
- 酪農・畜産業
などは対象ですが、
カフェ勤務や都市部の倉庫作業は対象になりません。
仕事を始める前に、必ず「ビザ延長対象かどうか」を確認することが不可欠です。
WWOOFはビザ延長対象になる?
原則として、WWOOFはビザ延長の就労日数としてカウントされないケースが多いため注意が必要です。
ビザ延長条件では「有償での就労」が基本要件とされます。WWOOFは無償ボランティア扱いになるため、対象外となる場合があります。
ただし、農場の契約形態や支払い方法によって扱いが異なるケースもあるため、必ず事前に公式情報を確認することが重要です。
「費用を抑えたい」という理由だけでWWOOFを選ぶと、延長できないというリスクがあります。
就労日数カウントの注意点
ワーキングホリデービザの延長申請で最も多いトラブルが、「日数カウントの誤解」です。実際に88日働いたつもりでも、条件を満たしておらず却下されるケースは珍しくありません。ここでは、2026年現在のルールに基づき、より具体的に解説します。
日数カウントで失敗する人は少なくありません。
注意点
・給与明細(Payslip)は必ず保管する
移民局は「実際に有償で雇用されていた証明」を求めます。
Payslip、銀行振込記録、雇用契約書は必ず保存してください。スクリーンショットではなく、PDFや原本データで保管することが理想です。
・ABN契約(個人事業主扱い)は対象外になる可能性あり
ABN(Australian Business Number)契約は、労働者ではなく「業務委託」扱いになる場合があります。
延長条件では「従業員としての雇用」が基本となるため、ABN契約はリスクがあります。契約前に必ず確認が必要です。
・天候不良で働けなかった日はカウントされない
大雨や猛暑などで作業が中止になった日は原則カウント対象外です。
そのため、ギリギリ88日ではなく、余裕を持って100日以上働く計画を立てる人も多いです。
・同じ雇用主でも地域が対象外なら無効
農場でも、指定郵便番号エリア外であれば延長対象になりません。
政府が定める「Regional Australia」に該当するかどうかを必ず事前に確認してください。
・キャッシュ払い(現金手渡し)は避けるべき
現金払いは証明が難しく、延長申請時に認められない可能性があります。
銀行振込で給与を受け取り、記録が残る形で働くことが安全です。
さらに重要な追加ポイント(2026年現在)
① フルタイム換算でのカウント方法
週5日以上のフルタイム勤務であれば、通常1週間=7日としてカウントされるケースが一般的です。
ただし、パートタイム勤務の場合は実労働日ベースで計算されるため注意が必要です。
② 契約内容がAwardに基づいているか確認する
オーストラリアでは業種ごとに「Award(労働基準)」が定められています。
農業の場合、Horticulture Awardなどが適用されます。最低賃金を下回る契約は違法であり、延長審査でも問題になる可能性があります。
③ Superannuation(年金積立)が支払われているか
合法雇用であれば、雇用主はSuperannuation(スーパー)を支払う義務があります。これも正規雇用の証明材料になります。
④ グループ会社や派遣会社経由の場合
実際の勤務地と雇用主が異なるケースがあります。この場合でも、勤務地が指定地域内であり、対象職種であることが必要です。
実際の仕事内容と1日のスケジュール
ファームステイを検討している多くの人が気になるのが、「実際どんな仕事をするのか?」「1日はどのように過ぎるのか?」という点です。
オーストラリアの農業は広大な土地を活かした大規模経営が特徴で、仕事内容も日本とはスケールが異なります。季節や作物によって業務内容は変わりますが、代表的な仕事内容と1日の流れを具体的に紹介します。
フルーツ・野菜のピッキング作業
最も多い仕事がフルーツや野菜の収穫作業、いわゆる「ピッキング」です。
代表的な作物:
- いちご
- ブルーベリー
- マンゴー
- リンゴ
- トマト
- アボカド など
仕事内容
- 指定サイズ・熟度のものだけを収穫
- コンテナやバケツに入れて運搬
- 傷をつけないよう丁寧に扱う
作業は早朝から始まることが多く、夏場は朝5〜6時スタートも珍しくありません。
炎天下での作業になることもあり、体力と集中力が求められます。
パッキング・選果場での仕事
屋内での作業として人気なのがパッキング(梱包)業務です。
主な内容
- サイズごとの仕分け
- 傷・不良品のチェック
- 箱詰め
- 出荷準備
屋外作業より体力的負担は軽いものの、立ち仕事で単純作業が続くため集中力が必要です。スピードと正確さが求められます。
英語力がそれほど高くなくてもできる仕事が多く、初心者にも比較的取り組みやすいポジションです。
牧場での動物ケア業務
牧場(デイリーファーム)では、動物の世話を行います。
代表的な業務:
- 牛の乳搾り(ミルキング)
- 餌やり
- 小屋の清掃
- 子牛のケア
早朝・夕方の勤務が多く、規則正しい生活になります。
動物が好きな人にはやりがいのある仕事ですが、匂いや体力的負担を覚悟する必要があります。
体力面・安全面で知っておくべきこと
ファームワークは決して楽な仕事ではありません。
体力面
- 長時間の立ち作業
- 重いコンテナ運搬
- 高温環境での作業
安全面
- 日焼け・熱中症対策は必須
- 作業用ブーツと手袋は必要
- 農機具使用時は安全指示厳守
特に夏場は気温が40度近くになる地域もあります。水分補給と休憩管理が重要です。
また、違法雇用や劣悪な労働環境を避けるためにも、事前の情報収集が重要です。
人気の地域とベストシーズン
オーストラリアは日本の約20倍の国土を持ち、州ごとに気候・作物・収穫時期が大きく異なります。
そのため、「どの州に行くか」「いつ渡航するか」で仕事の見つかりやすさや収入は大きく変わります。
ここでは、ワーキングホリデーで特に人気の州と、それぞれの特徴を解説します。
クイーンズランド州の特徴
クイーンズランド州(QLD)は、ワーホリファームの王道エリアです。
主な作物
- いちご(ブリスベン近郊)
- マンゴー(北部)
- バナナ
- トマト
- アボカド
温暖な気候のため年間を通して仕事が比較的見つかりやすいのが特徴です。特に冬の時期(日本の夏)に収穫ピークを迎える作物も多く、渡航タイミングを調整すれば仕事に困りにくい州です。
メリット:
- 求人数が多い
- ワーホリ経験者が多く情報が豊富
デメリット:
- 人気エリアは競争率が高い
- 夏は非常に暑い
ニューサウスウェールズ州の特徴
ニューサウスウェールズ州(NSW)はシドニーを中心とする州ですが、地方部では農業も盛んです。
主な作物
- ブルーベリー
- ぶどう
- オレンジ
- りんご
都市から比較的アクセスしやすい地域も多く、「都市+ファーム」の組み合わせを希望する人に人気です。
メリット:
- 都市との距離が近い
- 英語環境に触れやすい
デメリット:
- 指定地域の確認が必要
- エリアによっては仕事数が限られる
ビクトリア州・タスマニア州の特徴
ビクトリア州(VIC)
- りんご
- チェリー
- ぶどう
- 乳製品関連
気候は比較的穏やかで、フルーツ栽培が盛んです。
タスマニア州(TAS)
- りんご
- ベリー類
- 酪農
タスマニア州は州全域が指定地域に該当するため、ビザ延長を目指す人に人気があります。
メリット:
- ビザ延長条件を満たしやすい
- 自然環境が豊か
デメリット:
- 交通が不便
- 収穫シーズンが限定的
収穫カレンダーとおすすめ渡航時期
オーストラリアは南半球のため、日本と季節が逆です。
一般的な傾向
- 夏(12〜2月):マンゴー・ぶどう
- 秋(3〜5月):りんご・柑橘類
- 冬(6〜8月):いちご・柑橘
- 春(9〜11月):ベリー類
おすすめの戦略は「収穫ピークの1ヶ月前に渡航すること」です。ピーク直前に現地入りすると採用されやすくなります。
季節を間違えると仕事が見つからず、資金が減る原因になります。渡航前に作物カレンダーを確認することが成功のカギです。
ファームステイの探し方と応募方法
ファームステイは「どう探すか」で成功率が大きく変わります。
情報不足のまま現地に行くと、違法な低賃金ファームや劣悪な環境に当たってしまうリスクもあります。
ここでは、2026年現在主流となっている探し方と、それぞれのメリット・デメリットを具体的に解説します。
自力で探す方法(Harvest Trail・掲示板)
最も一般的なのが、自分で仕事を探す方法です。
代表的な探し方
- Harvest Trail(オーストラリア政府系の求人情報)
- Gumtreeなどの掲示板
- Facebookのローカル求人グループ
- バックパッカー掲示板
メリット:
- 紹介料がかからない
- 自分で条件を比較できる
- 高収入案件を見つけられる可能性がある
デメリット:
- 英語でのやり取りが必要
- 詐欺や違法求人のリスク
- 条件確認を自分で行う必要がある
特に「キャッシュ払い」「契約書なし」の求人には注意が必要です。
WWOOF公式登録の流れ
WWOOFに参加する場合は、公式サイトで登録を行います。
一般的な流れ
- 会員登録(年会費支払い)
- 農場リスト閲覧
- 直接農場へ連絡
- 条件合意後に滞在開始
メリット:
- 宿泊費がかからない
- ローカル家庭と深く交流できる
デメリット:
- 給料は発生しない
- 延長条件に該当しない可能性
- 農場ごとに条件差が大きい
事前に作業時間や休日のルールを確認することが重要です。
有料エージェントを利用するメリット
有料エージェントは、仕事紹介から現地サポートまで包括的に支援します。
メリット:
- 事前に条件確認済みのファームを紹介
- ビザ延長対象かどうか確認可能
- トラブル時の日本語サポート
- 渡航前の準備サポート
デメリット:
- サポート費用がかかる
初めての海外就労や英語に不安がある人には、安心材料になります。
無料エージェントとの違い
無料エージェントは手数料無料で利用できますが、以下の特徴があります。
メリット:
- 費用がかからない
- 気軽に相談できる
注意点:
- 紹介先が限定的な場合がある
- 現地サポートが薄い場合もある
- 条件確認が十分でないケースもある
無料か有料かよりも、「どこまでサポートしてくれるか」が重要です。
オーストラリア専門サポートならKOKOS JAPANがおすすめ
オーストラリア専門の留学・進学サポートを行っている KOKOS JAPAN(https://daigaku.com.au/) は、現地事情に精通したサポート体制が特徴です。
KOKOS JAPANの強み
- オーストラリア専門の情報提供
- ビザ制度に関する正確なアドバイス
- 学校・進学・就労に関する包括的サポート
- トラブル時の日本語対応
特に、「ワーホリからその後の進学・就労まで視野に入れたい人」にとって、長期的なキャリア設計を含めた相談ができる点は大きなメリットです。
無料相談も可能なため、まずは情報収集として問い合わせるのも良い選択です。
ファームステイ体験談|成功例と失敗談から学ぶ
ファームステイは「思っていたより最高だった」という声もあれば、「想像以上にきつかった」という声もあります。
満足度を分けるのは、事前準備・ファーム選び・目的の明確さです。
ここでは、実際によくある成功例と失敗例から、後悔しないためのポイントを解説します。
英語力が伸びたケース
成功例として多いのが「実践英語が一気に伸びた」というケースです。
特に以下のような環境に入れた人は、英語力が大きく向上しやすい傾向があります。
- オージー(オーストラリア人)雇用主のファーム
- 多国籍スタッフがいる環境
- シェアハウスが英語環境
農場では、指示理解・報告・確認を英語で行うため、自然とリスニング力とスピーキング力が鍛えられます。
「最初は何も分からなかったが、3ヶ月後には普通に会話できるようになった」というケースも珍しくありません。
収入アップに成功した事例
歩合制ファームで成功する人には共通点があります。
- 作業スピードを研究する
- 効率の良いポジションを選ぶ
- ベテランからコツを学ぶ
特にブルーベリーやいちごなどのピッキングでは、慣れると時給換算で高収入になることもあります。
一方で、最初の1〜2週間は稼げないことも多いため、粘り強さが重要です。
きつかった体験とその対処法
失敗談として多いのは次のケースです。
- 思ったより体力的に厳しい
- 天候で仕事が減った
- 低賃金だった
- 住環境が劣悪だった
対処法としては、
- 契約前に時給と労働条件を確認
- 口コミを事前に調べる
- 延長目的なら対象地域を必ず確認
- 余裕資金を持つ
特に「紹介者の言葉だけを信じる」のは危険です。必ず複数情報を確認しましょう。
ファーム選びで重要なポイント
成功する人は、次の点を重視しています。
- 延長対象かどうか
- 給与形態(時給 or 歩合)
- 住居環境
- 交通アクセス
- 日本人の数(英語環境を求める場合は重要)
安さや即決だけで選ぶのではなく、「自分の目的に合っているか」で判断することが成功のカギです。
渡航前に準備すべき持ち物とチェックリスト
ファームステイは観光旅行とは異なり、「働くための渡航」です。
準備不足はそのままストレスや体調不良、ケガの原因になります。
特に農作業は自然環境の中で行うため、日本ではあまり経験しない環境に適応する必要があります。ここでは、渡航前に必ず準備しておきたいものを具体的に紹介します。
必須アイテム(作業用ブーツ・帽子など)
ファームワークで最低限必要なものは以下です。
・作業用ブーツ(防水・滑り止め付き)
畑はぬかるみやすく、普通のスニーカーでは危険です。スチールトゥ(つま先保護)タイプが推奨される場合もあります。
・長袖シャツ・長ズボン
紫外線対策と虫刺され防止のため必須です。オーストラリアの日差しは非常に強く、日焼けは想像以上に深刻です。
・帽子(つば広タイプ)
直射日光対策に不可欠です。
・作業用手袋
ピッキング作業では手を酷使します。滑り止め付きがおすすめです。
・水筒(大容量)
夏場は1日3〜4リットルの水分が必要になることもあります。
現地で買えるもの・日本から持参すべきもの
現地でも購入可能なもの:
- 作業服
- 手袋
- 日焼け止め
- 虫除け
ただし、サイズや品質にこだわる場合は日本から持参するのがおすすめです。
日本から持参推奨:
- 常備薬
- 日本製の日焼け止め(肌に合うもの)
- 英文履歴書データ
- 海外対応クレジットカード
地方では薬局や大型店舗が遠い場合もあるため、最低限の医薬品は持参すると安心です。
健康管理と安全対策
ファームワークで最も重要なのは「健康管理」です。
熱中症対策
- こまめな水分補給
- 塩分補給
- 休憩時間を守る
ケガ防止
- 指示された安全ルールを守る
- 無理な重量物を持たない
- 農機具には近づきすぎない
オーストラリアの紫外線は世界でも強いレベルです。日焼けは軽視せず、必ず対策を行いましょう。
準備が整っている人ほど、現地生活がスムーズにスタートできます。
よくある質問
ファームステイを検討している方から、実際によく寄せられる質問をまとめました。
不安や疑問を事前に解消しておくことが、失敗を防ぐ第一歩です。
オーストラリアのファームステイにかかる費用は?
観光型の場合は1ヶ月30〜60万円程度が目安です。
労働型(ワーホリ)の場合は初期費用として50〜80万円程度を準備し、その後は収入で生活費をまかなえるケースが多いです。
渡航時期や航空券価格、保険内容によって変動するため、余裕資金を持つことが重要です。
オーストラリアのファームでいくらくらい稼げますか?
2026年現在の最低賃金は時給AU$24.95です。
カジュアル雇用ではローディング込みで約AU$31前後になることもあります。
フルタイムで働けば、週800〜1,200豪ドル程度を目安に考えられます。
歩合制の場合は能力次第でこれ以上になる可能性もありますが、収入は安定しにくい点に注意が必要です。
ワーホリでファームステイとは何ですか?
ワーキングホリデービザを利用し、農場で働きながら滞在するスタイルを指します。
一定条件を満たせば、セカンド・サードワーホリの延長申請が可能になるため、多くの日本人ワーホリ参加者が選択しています。
ファームステイとは何ですか?
農場や牧場に滞在し、農作業や自然体験を行う滞在形式のことです。
観光型・労働型・WWOOF型の3種類があり、目的によって選ぶスタイルが異なります。
英語が話せなくても働けますか?
結論から言うと、まったく英語が話せない状態では難しいですが、基礎的な英語力があれば働くことは可能です。
オーストラリアで働く以上、英語は「仕事の安全」と直結します。特に農場では以下の理解が必須です。
- 作業手順の説明
- 安全指示(機械・刃物・高温環境など)
- 緊急時の対応指示
これらを理解できない場合、雇用主側も安全上の理由から採用を見送ることがあります。
実際の現場のリアル
英語力が低くても働きやすいケース
- 日本人や多国籍スタッフが多いファーム
- 単純作業中心のパッキング業務
- 指示が視覚的・反復的な作業
英語力が必要になるケース
- 牧場業務(動物管理は安全指示が多い)
- 農機具使用
- 少人数でローカルスタッフ中心の職場
必要最低限の英語レベル
目安としては、
- 簡単な指示を聞いて理解できる
- 「もう一度言ってください」と言える
- 作業報告ができる
この程度のコミュニケーション力があれば、実際に働いているワーホリ参加者は多数います。
英語試験のスコアは求められませんが、安全確認ができるレベルのリスニング力は必須です。
誤解しやすいポイント
「英語ゼロでも日本人がいるから大丈夫」という情報もありますが、これは常に保証されるものではありません。
- 繁忙期は英語環境になることもある
- 地方ファームでは日本人がいない場合もある
- 雇用主は英語で説明するのが基本
そのため、渡航前に最低限の農業英語や日常英会話を学習しておくことが強く推奨されます。
女性一人でも安全ですか?
基本的には安全ですが、ファーム選びが重要です。
雇用契約が明確で、口コミ評価が確認できる農場を選びましょう。
住居環境や周辺治安も事前に確認することが大切です。
ビザ延長に必要な日数は何日ですか?
セカンドワーキングホリデービザの場合は88日(約3ヶ月)、
サードビザの場合はさらに6ヶ月の指定労働が必要です。
対象地域・対象職種で合法的に働く必要があり、給与明細などの証明書類を保管することが重要です。





