ここではオーストラリアで生活する上で皆さんにご注意いただきたい点を、いくつかご紹介させて頂きます。治安、紫外線、飲酒のルールなど地域によってもルールは変わりますが、以下にご覧ください。
治安について
オーストラリアの治安について私の体験を交えながら紹介していきたいと思います。
オーストラリアは比較的治安がいい国とされています。毎年多くの留学生がワーキングホリデーや語学学校にお越しになることも頷けますが、もちろん全ての場所が安全であるとは限りません。
ここではオーストラリアの治安に対する姿勢をみなさんにわかっていただけますと幸いです。
クラブやパブ付近
夜も賑わってくる繁華街にはいたるところにパブが有ります。パブでは人種やバックグラウンドも様々で色々な人があつまり楽しい場所ですが、もちろんお酒を飲みすぎている人もいるわけです。
過去に、酔った二人の男性が喧嘩をしているのを目撃したことがあります。警察の方達が来て収拾がつきましたが、パブでは多くの方がお酒を飲んでいる為、このようないざこざも起こりうるので気をつけましょう。
また、お酒を飲むと身の回りへの注意が欠落します、オーストラリアではそれを狙ったスリや盗難も起きています。パブやクラブでお酒を嗜みながら仲間と過ごすことは楽しいことですが、身の安全を確保しながら羽目を外しすぎず楽しい時間を過ごしたいものです。
スリや置き引き
人が多く集まるような都心部や夜間の繁華街ではスリや置き引きが後を耐えません。特に観光客や到着したばかりの方は土地勘もなく、またキャッシュでお金をたくさん持っている可能性が高い為、スリや置き引きの対象としては非常に狙われやすいです。
また、ある程度長くオーストラリアにいる留学生でも、慣れてきた頃に気の緩みがでてしまい、スリや置き引きなどの軽犯罪に巻き込まれてしまうことも少なくありません。身の回りのもの特に貴重品には細心の注意を払って下さい。
夜間の公共交通機関
オーストラリアで一番強く治安を意識してほしいのは、夜間の公共交通機関であるバスや電車です。バスや電車を利用しない人には、あまり知られていませんが特に週末の夜間のバスや電車では複数のグループの人たちが騒いでいるのを目撃することがあります。
治安を意識する上で一番大切なことは、安全ではないと思ったところには行かないことです。現地に来れば様々な場所に向かわれるかと思います。ただ、犯罪や事件に巻き込まれない最善の方法は、そういった場所へなるべく足を運ばないことです。
前述したようにオーストラリアは比較的治安がいいとされていますが、日本ほどではありません。オーストラリアでは銃の規制があるため、銃犯罪については日本と同じような感覚を持ってもらって構いません。ただ、オーストラリアは移民の国です。国民の1/4が移民であるため、様々な人が暮らしています。実際に治安情勢が左右されるのも様々な文化背景、多人種であるのも事実です。結局治安を維持するのは一人一人の心構えが重要です。
慣れない土地に暮らしている人々はたくさんいますし、多文化の環境を楽しむためにオーストラリアにやって来る人たちは大勢います。最低限の原則さえ守れれば犯罪に巻き込まれるなんてことはよっぽどの事がない限りありません。 現地に慣れた方々も、自分が外国にいるということを意識しながら、生活を送るよう心がけてください。
強い紫外線
オーストラリアはオゾン層が薄いため、日本より5~6倍日差しが強いと言われています。目や肌を紫外線から守るため日焼け止めクリームやサングラス、帽子などを活用しましょう。
買い物
オーストラリアでは17時〜18時にはほとんどのお店が閉店します。(飲食店を除く)
また、閉店直前にお店に入っても、入店を断られる場合があります。どうしても当日に買い物したい場合は、早めに済ましましょう。
*都市部では木曜日と金曜日はより長い、21時頃まで営業しているモールやお店が少なからずあります。
支払い
買い物をする際は、基本的にどこでもデビットカードやクレジットカードが使えます。また、現金で買い物をした場合は、5セント以下の細かいおつりは返ってきません。おつりなども間違いが無いように確認するようにしましょう。
飲酒
オーストラリアでは都市部の公園や道のりでの飲酒は禁止されているケースが多くなっています。しかし場所によっては認められていたり、催し物やイベントなどにより一時的に飲酒が許可されていたりするケースも有ります。違法であることを知らずに公共の場で飲酒をしていると、多額の罰金を払わされる可能性も有りますので、気を付けましょう。
また、オーストラリアでは販売許可があるお店しかお酒を販売することが出来ません。コンビニやスーパー、薬局などではお酒は取り扱っていないため、酒屋(Bottle store)やパブ内の一角にあるショップなどで購入するのが一般的です。