オーストラリアでは調理師の資格がなくてもキッチンに立つことは可能です。
そのため、日本で調理師学校を卒業されていれば、そのままこちらで働くことができます。
調理師免許を持っていない人でも、アルバイトでずっと料理をしてきた人はそのままシェフとして働いているケースも少なくありません。
調理師資格が必要?
ただ、こちらのどのレストランでも認められるためには、やはり調理師資格は持っておくことにこしたことはありませんし、何と言ってもビザを取得するためには規定以上の資格が必要になります。
オーストラリアで調理師の資格とされているのが、Certificate 3という学位です。
学校よってはCertificate 4というコースを提供をしている学校がありますが、最低Certificate 3さえ持っていれば資格として認めてもらえます。 ただ、取得を目指すビザの種類によってはこのCertificate 4以上の学位を求められることになります。
ビザの要件もあるため、多くの学生がこのCetificate3 からCertificate 4、そしてDiplomaという学位まで終了しています。
Diplomaは技術的に面よりはマネージメント関係まで学ぶことになりますので知識の範囲が広がり、レストラン側からの印象も良いものになってきます。
基本的にこのCerificate 3を取得するのに1年間~1.5年掛かる事が多く、Certificate 4とDiplomaまで合わせて取得をされてますと合計2-2.5年ほどで取得が可能です。実務の殆どがCertificateで勉強し、Diplomaはどちらかというとレストラン等のマネージメント関係の分野を集中して勉強します。
調理師免許資格まとめ
- Certificate 3=最低限の調理師免許:必要勉強期間:1年から1.5年
- Certificate 4=ビザによってはこの資格が必要 必要勉強期間Certificate: 3+半年
- Diploma=スキル以外のマネージメント分野まで学ぶので持っている就職にも有利 必要勉強期間:半年
また、学校によっては、Certificate 3のコース中に、有給インターンシップといって実際にレストランで働きながらお金を稼ぐことができるプログラムを含んでいるコースを提供してい学校もあります。
調理師というのは何と言っても「実践力が命!」ですので、出来るだけ実践経験を積むことが出来る学校を選ぶことが一つのポイントになってくるでしょう! その中でも特に評判の高い料理の学校をご紹介したいと思います。
調理師としてオーストラリアの永住ビザを目指すまでの道のり
日本にて全く経験がない方
- 英語力強化(IELTS5.5程度目指す)
- 調理師学校にて調理師免許を取得(期間:1年から2年)
- 学校期間中に出来るだけ多くの就労経験を積む
- 学校卒業時に卒業生ビザ(Subclass 485)を取得
- 卒業生ビザ期間中に指定地方にて就職先を模索
学校で勉強する内容
コアユニット
- 環境に配慮した職場づくりに参加する
- 効果的に他者と協力する
- 食品調理器具を使用する
- 基本的な調理方法を使って料理を準備する
- アペタイザーとサラダを用意する
- 株式、ソース、スープを準備する
- 野菜、果物、卵、果皮の料理を準備する
- 家禽料理を準備する
- シーフード料理を作る
- 肉料理を準備する
- 特別な食事の要件を満たすために食事を準備する
- ケーキ、ペストリー、パンを作る
- 効果的に料理人として働く
- きれいなキッチンの前提と設備
- 基本メニューの計画とコスト
- デザートを作る
- 食品安全のために衛生的な慣行を使用する
- 安全な食品取り扱いの実践に参加する
- 仕事のスキルの他のコーチ
- 生鮮食品の品質を維持する
- 安全な職場での練習に参加する
追加ユニット
- 職場でのコミュニケーション
- 基本的な職場計算を行う
- アジア料理の基本的な方法を使って料理を準備する
- アジアの食欲とスナックを準備する
- アジアの株式とスープを準備する
- アジアのソース、ディップ、伴奏を準備する
- アジアのサラダを準備する
- アジアの米と麺を準備する
- カレーペーストと粉剤を準備する
- アジア料理の料理を準備する
- アジアのデザートを準備する
- 日本の調理された料理を準備する
- 刺身を準備する
- 寿司の準備
- 日本のデザートを作る
- dim sumを準備する
- 中国のロースト肉と家禽料理を準備する
- タンジュリ料理を準備する
- インドのパンを準備する
- インドの甘い菓子を準備する
- インドのピクルスとチャツネを準備する
- 顧客にサービスを提供する
- 個別計画に沿った食事やメニューの監視と修正を支援
- サンドイッチの準備と提示
- 準備された食糧を包装する
- クック・チルとクック・フリーズ・プロダクトを作る
- 冷凍・冷凍食品の再加熱
- ビュッフェのための食糧を生産して提供する
- ペッツとテリーヌを生産する
- チーズの取り扱いと提供
- 特殊食品の準備
- ソースと現在の情報
- 社会的、文化的感性を示す
- スプレッドシートの作成と使用
- データベースの作成と使用
- ビジネス文書の設計と生成
- 応急処置を提供する
- 食品の輸送と保管
- 在庫を受け取って保管する
- 商品を購入する
- 危険の特定、安全リスクの評価と管理
- ホスピタリティ業界の情報源と利用方法