オーストラリアの理学療法士
オーストラリアにおいては、従来の医療に限らず代替医療や統合医療への関心が増しています。このため、理学療法士も重要な立場を持ち、幅広い治療やケアを提供しています。
さらにオーストラリアではスポーツ文化が発達しており、プロはもちろん多くの人たちが趣味としてアクティブな活動を楽しんでいます。
それに伴い怪我やトラブルも発達するため、リハビリや健康管理を必要とする人が多いため、理学療法士の需要が高いです。
オーストラリアの理学療法士の仕事は日本より広く、独自で患者の診断ができ、理学療法クリニックを開業することもできます。一方、日本では医師の指示に基づき、理学療法士が治療を行うので独自の診断や開業はできません。
理学療法士は高いスキルを要するため、給料が高く、永住権取得ができる職業の一つでもあります。
しかし、オーストラリアの理学療法学科は難易度が高く、留学生にとっては英語力や学費の高さが負担となります。
南クイーンズランド大学の理学療法学科
南クイーンズランド大学はクイーンズランド大学内に位置する国立大学です。看護学科や臨床病理学科、食品工学学科、幼児教育学科など、多岐にわたる学科を展開しています。
3つのキャンパスを持ち、特にスプリングフィールドとイプスイッチにあるキャンパスはブリスベン市内からも近いです。郊外にある大学ではありますが、不自由なく生活できるでしょう。
さらに南クイーンズランド大学はRegional Area(地方特定地域)として認められているため、永住権スコア5点+卒業ビザ1年延長という特典が得られます。
また地方では都会の大学よりも学費が安く、生活費も抑えることができます。
そんな南クイーンズランド大学では最近、理学療法学科と作業療法学科を新しく新設しました。キャンパスはイプスイッチで、留学生も入学できるコースとなっています。
コースの詳細
コース名 | Bachelor of Physiotherapy |
コース期間 | 合計4年 |
キャンパス | イプスイッチ Ipswich |
入学時期 | 2024年2月 |
南クイーンズランド大学作業治療学科
作業療法学科は、理学療法学科とならんで需要が高く、安定した職業です。
作業療法物理療法と似ている点が多いことからたびたび比較される職業です。
作業療法は身体的、神経学的リハビリに重点を置いた理学療法とは異なり、日常活動訓練、小筋肉訓練、感覚運動などに焦点を当てた治療をします。
コースの詳細
コース名 | Bachelor of Occupational Therapy(Honours) |
コース期間 | 合計4年 |
キャンパス | イプスイッチ Ipswich |
入学時期 | 2024年2月 |