オーストラリア休学留学(スタディアブロード)のための必須情報!– category –

休学留学とは、日本の大学に籍を置いたまま休学して、半年〜1年などの短期間で留学することです。

大学の長期休みを利用して留学することもできますが、数週間〜1ヶ月程度の短期留学では英語力やスキルが十分伸びないと感じる人も多いでしょう。

また、大学卒業後3年以内であれば新卒として扱うことが推奨されているものの、会社によっては卒業後に留学していた人を既卒として見なす場合もあります。

しかし、休学留学ではまとまった時間で本格的な留学ができ、日本の大学を卒業してからは新卒として就職活動ができます。

在学時の留学経験は就活時のアピールにもなるので、他の新卒との差をつけることもできるでしょう。

オーストラリアの休学留学の種類

オーストラリアで出来る休学留学には大きく分けて3つの種類があります。

語学学校で休学留学

教育機関語学学校
コース一般英語、試験英語、進学英語、ビジネス英語
期間数週間〜
入学時期毎週
英語力レベルに合わせたコースあり
単位認定不可

一番英語力の条件が低いのは、語学学校に通うスタイルの休学留学です。

英語力に合ったコースが用意されているので、初級の人でも留学することができます。

語学学校は毎週月曜日など、頻繁に入学日を定めているので好きな時に留学を始められます。

TAFEや専門学校で休学留学

教育機関TAFE(職業訓練学校)、専門学校
コース・職業訓練、専門コース
・資格や学位取得
期間半年〜
入学時期2月、7月
英語力IELTS5.5以上
単位認定不可

TAFEや専門学校ではビジネス、ホスピタリティ、アート、IT、医療など様々な専門分野が学べます。

最短だと半年程度で基礎を学べるCertificateコースもあるので、日本の専攻と異なる分野を学びたい方にもおすすめです。

さらに英語力を伸ばしたいという場合は、語学留学と組み合わせることもできます。

その場合はTAFEや専門学校の入学時期と合わせた英語コースを選ぶ必要があります。

現地の大学で休学留学(スタディーアブロード)

教育機関大学
学べること希望の専攻
期間半年〜1年間
入学時期2月、7月
※10月に受け入れる大学もあり
英語力IELTS6.5以上
単位認定基本不可
大学よっては認められる場合も

スタディーアブロードとは、在籍している日本の大学を半年、または1年間の休学をして、オーストラリアの大学で授業を履修する私費留学のこと。オーストラリアの各大学がプログラムとして行なっているので、学費もオーストラリアの大学に払います。

現地の大学生と同じように授業を受けるので、英語力だけではなく世界的なレベルの教養やスキルを身につけることができます。

交換留学との大きな違いは、在籍している大学の提携校や学部に関わらず、自分の希望に合わせて留学先の大学と履修したい科目を自由に選べることです。

交換留学よりも単位が認められる可能性は低いですが、日本の大学によってはスタディーアブロードでも単位を認めてもらえる場合があります。

スタディーアブロードができるオーストラリアの大学一覧
  • シドニー大学
  • シドニー工科大学
  • マッコーリ大学
  • ニューサウスウェールズ大学
  • ウエスタンシドニー大学
  • オーストラリアカソリック大学
  • グリフィス大学
  • クイーンズランド工科大学
  • クイーンズランド大学
  • セントラルクイーンズランド大学
  • ジェームズクック大学
  • サンシャインコースト大学
  • メルボルン大学
  • モナッシュ大学
  • RMIT大学
  • ラトローブ大学

スタディアブロードと交換留学・単位認定留学との違いは?

「それなら、交換留学や単位認定留学は何のこと?」と疑問に思う方もいるのでは。

これらの定義は大学によって異なることもあるため、分かりづらい部分ですよね。

下記の表は一般的な違いを表したものです。

スクロールできます
休学留学交換留学
スタイル日本の大学を休学して留学日本の大学に在学しながら留学
費用豪大学の学費を払う日本の大学の学費を払う
コース自由に選べる学んでいる専攻に限られる
条件現地の大学の条件をクリア
※一定の英語力、GPAなど
日本の大学での選考をパスする
留学先自由に選べる提携校のみ
留学手配・自分で行う
・エージェントに頼む
日本の大学が行う
卒業時期留学した分伸びる通常通り

交換留学は日本とオーストラリアの大学が提携して行なっている留学プログラムです。

交換留学では、留学中も日本の大学に在学している扱いとなるので、日本の大学の学費のみを払う場合が多いです。さらに留学しても卒業時期が伸びないというメリットがあります。

一方、英語力の他に優れた成績や面接、志望動機の提出など、大学内での厳しい選考をクリアしなければいけません。さらに選考は日本の大学と同じもの、学校は提携校のみとなるので、選択肢が限られます。

休学留学は期間や学べる分野の自由度が高く、一定の英語力と成績があれば誰でも留学できます。しかし単位認定される可能性は低く、留学手配も自分で行ったり留学エージェントに頼んだりする必要があります。

単位認定留学も交換留学と同じ意味で使われることが多いです。しかしスタディアブロードのような休学留学でも単位が認められるケースがあるため、その場合は単位認定&休学留学ということになります。

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