タスマニアとはどんな場所?
タスマニア州はオーストラリアの中で最も小さな州で、本土の南東に位置する離島です。
島の約2割が手付かずの原生林で、豊富な雨林に囲まれているため、世界で最も空気が綺麗な場所とされています。夜には美しい星空を見ることができ、運が良ければオーロラを眺めることもできます。
本土では絶滅してしまった動物や、タスマニア固有の植物が多く存在し、神秘と自然にあふれた場所と言われています。
州都である港町ホバートはコンパクトな街ながら、19世紀に建てられた歴史的な建築物が数多く残っているのが魅力です。
日本からタスマニアに行くには、オーストラリア本土の都市を経由する必要があります。
所要時間は約15時間で、ホバート空港からホバートの中心部まではタクシーで30分くらいです。
タスマニア留学のメリットとデメリット
タスマニア留学のメリット
タスマニア留学の一番の魅力は、広大な自然に囲まれて勉強ができることです。
日本では動物園でしか見られないような動物が野生にいたり、貴重な植物が身近にあったりするため、動植物の研究をしたい留学生に人気があります。
さらにタスマニアでは自然環境に関する研究が進んでおり、海洋学や南極学部などの地形を生かしたユニークな学部も学ぶことができます。
学校の規模は小さい傾向がありますが、少人数制なのでクラスメイトや先生との距離が近く、フレンドリーな雰囲気で授業が行われます。
また留学生数が少ないので、ローカルの学生に囲まれながら英語力を着実に抑えることができます。
さらにタスマニアは生活費や家賃が安く済む傾向にあるので、留学費用を抑えたい型にもおすすめです。
タスマニア留学のデメリット
タスマニア留学のデメリットには交通の便が悪いことが挙げられます。
日本からの直行便がないため、本土の都市を経由しなければならないため、渡航や帰省で不便に感じることがあるでしょう。
さらにタスマニア島内では電車が運行していないため、公共交通手段はバスのみです。
バスの本数も多くないため、現地の人はほとんどが車や自転車を利用しています。
またエンターテイメントや娯楽施設が少なく、刺激があまりないというデメリットもあります。
しかしタスマニアではハイキング、ラフティング、シュノーケリングなどの自然でのアクティビティが楽しめるので、アウトドアが好きな人にとっては理想の留学生かもしれません。