オーストラリアの永住権を目指せるシドニーのIT格安学科とは?

IT系の学生がプログラミングを学んでいるイメージ写真

「ITを学んで永住権を取りたいけれど、学費と生活費が高すぎる」「どのITコースが永住権につながっているか分からない」と悩んでいる人はいませんか?

シドニーだけでもITを学べる学科は多様にあり、全てを調べるのは根気がいる作業ですよね。そこで今回はリーズナブルにITを学べて永住権につながるシドニーの学科をご紹介します。

目次

IT職で就労ビザや永住権を取るには?

パスポートのビザ入国スタンプのイメージ写真

オーストラリアにくる移民に最も人気の高い職業群は医療分野、IT職種、機械エンジニア、シェフとなっています。

そして上記の職業群は過去10年間オーストラリア永住権が最も多く発給された職業でもあります。

特にオーストラリアのIT職種は雇用条件が良いため、多くの方々がITでの永住権獲得を目指します。IT職は需要が高く、将来性もある分野ではありますが、仕事を得るための競争は熾烈です。 そのためオーストラリアIT分野で永住権を得るには、 高いスキルと職務経歴 (特にオーストラリア内での経歴) 学歴が必要です。

分野未経験からオーストラリアのIT職種で就職するためには、現状まずオーストラリアの大学やカレッジでITを学び、就職し経歴を積んだ後で、技術移民・点数制技術移民・就職移民などで永住権を取得するという道があります。

海外でIT学歴と経歴のある方は、技術移民(就職移民の割合が高い)を通じて永住権を取得できる可能性がありますね。

*移民法は複雑で改正されることも多いため、関連の質問は専門知識のある移民エージェント又は移民弁護士をお勧めいたします。

シドニーの格安IT学科

シドニー大学、UNSW、マッコーリ大学などの大学のIT学科を調べた際、驚くのはその学費の高さですよね。

シドニー大学のIT学士は年間$52,000、 UNSWのIT学士年間$45,840もかかります。 そこで「大学は学費が高すぎて通えない。でもTAFEや私立のカレッジ(専門学校)は教育の質が低そうだし、永住権につながらないのでは・・?」と悩んでいる方も多いのでは。

確かにカレッジは大学より、生徒数やキャンパスなどの規模は小さいです。しかしシドニーのカレッジの中には質の高いIT教育を提供し、永住権にもつながるところがあります。さらに大学よりも学費が安いので、費用面で大学を諦めていた方にもおすすめです。

以下ではおすすめのIT学科3つをご紹介します。

TAFE NSW

TAFE NSWキャンパス

TAFE NSWではバチェラーに3年通うコースと、ディプロマ1年+ITバチェラー2年と2つのコースを合体させたパスウェイコースがあります。 

コース名Bachelor of Information Technology
専攻サイバー & ネットワークセキュリティorデータエンジニアリング
期間 3年
ロケーションシドニー·マドバンク
入学条件IELTS 6.5 以上(全種目6 以上)、高校卒業(数学pass 以上)
入学時期(2022年)2月、7月
学費(2022年)年間$20,323

【ディプロマ1年+ITバチェラー2年】

コース名Diploma of IT + Bachelor of IT
専攻サイバー & ネットワークセキュリティorデータエンジニアリング
期間3年 (1年 ディプロマ+2年 バチェラー)
入学条件IELTS5.5(全科目 5以上)もしくはTOEFL(IBT)46、高校卒業
入学時期(2022年)2月、7月
学費(2022年)年間$21,413

NSW州が運営するTAFE NSWのバチェラーコースでは、現在2つの専攻(サイバー&ネットワークセキュリティもしくはデータエンジニアリング)を学ぶことができます。

サイバー&ネットワーク·セキュリティ専攻

サイバー&ネットワーク·セキュリティ専攻では、サイバー·セキュリティのスペシャリストとして働くためのスキルを学びます。

サイバー犯罪はオーストラリアの企業、消費者、政府にとってますます脅威とおり、ITシステムのセキュリティ向上と、個人や組織のプライバシーの保護の需要はとても高まっています。

IT業界で実務に携わっている教師から学ぶことができ、実際のプロジェクトにも関わることが可能です。 さらに認定された業界認定(CiscoCCNAやCCNPなど)の受験に備える対策講義もカリキュラムに含まれています。  

データエンジニアリング専攻

データエンジニアリング専攻では、データシステム、アーキテクチャ、プラットホーム構築のスキルを学ぶことでビックデータソリューションを生み出す力を身につけます。

ビッグデータとは、さまざまな種類や形式の大きなデータ群のことで、ビジネスや商業取引において急速に進化している分野です。それに伴い、ビッグデータを管理し、ITで課題を解決する人材が必要とされています。 この専攻では理論を理解するだけでなく、実際のプロジェクトを進めることで分析力を高めることが可能です。

実際のプロジェクトに協力する機会が多く与えられ、卒業後スムーズにキャリアを始められるようにしています。 ディプロマ課程を1年終えた後は、またバチェラーの3年生ではなく2年生に進級するので、勉強期間はストレートで大学に入学した場合の3年と同じです。

King’s Own Institute (KOI)

コース名Bachelor of Information Technology
期間3年
入学条件IELTS 6以上(全科目 5.5以上)、高校卒業
入学時期3月、7月、11月
学費(2022年)年間$14,500

KOIのITバチェラーコースでは、データサイエンスと技術経営を中心に、情報技術や情報システムの知識と実践スキルを学びます。

社会で需要のあるIT分野の技術を身に付けることを目標としており、プログラミング、ソフトウェア開発、ネットワーク管理、Web開発、ビジネス分析、データベース管理、およびシステム管理などの授業があります。 こちらのコースに専攻はなく、I Tの様々な分野を広く学ぶことができます。

しかし学期の後半では興味のある分野のプロジェクトをする授業があり、専門的なスキルの開発にも重点が置かれています。これにより学生は、選択した業界内で情報通信技術(ICT)の専門知識とスキルを実践に活かすことができます。

学生のほとんどは留学生と国際的なカレッジなため、英語で授業を受けるのが難しい学生のためのサポート授業もあります。実技演習するチュートリアルクラスでは、20人程度の少人数制となっており、分からないことを気軽に質問できます。

Academy of Information Technology (AIT)

コース名Bachelor of Information Technology
期間3年
入学条件IELTS 6以上(全科目 5.5以上)、高校卒業
入学時期2月、5月、9月
学費(2022年)毎年$21,400

シドニーAITは1999年から運営されてきた私立カレッジで、デジタル分野に特化した学校です。

AITのIT学科では2つの専攻(モバイルアプリ開発orゲームプログラミング)を選択して学ぶことができます。 2つの学科ではただITの理論を勉強するのではなく、面白いゲームや有益なアプリを開発するなどして、楽しみながら学ぶことができます。

コースの終盤には就活でアピールできるポートフォリオを作成することを目標としており、カレッジの公式サイトでは卒業生のレベルの高いプロダクトを見ることができます。

さらに施設も充実しており、最新のMacやWindowsはもちろんの事、ハイスペックなマシーンやモーションキャプチャーの設備を完備しています。

コスパのいいカレッジでIT留学を実現させよう

今回紹介した中で、一番安いKOIとシドニー大学の学費を比べると、4倍もの差となっています。つまりKOIで4年間の学費=シドニー大学の1年間の学費ということです。学費で夢を諦めていた方にとっては、希望のある情報ではないでしょうか。

コスパで質の高いIT学科で学び、オーストラリアの永住権も取得したい方はTAFE NSW、KOI、AITを検討してみませんか?上記でご紹介したオーストラリアIT学科について、もっと詳しく知りたい方はkokosにお問い合わせください。

シドニーや今回ご紹介したカレッジに限らず、他のIT学校と比較して最も適切なプランをご案内します。

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