2022年7月6日より、オーストラリアに入国する際のワクチン接種証明書の提示が不要になりました。これにより、有効なビザを持ったすべての人がオーストラリアに入国できます。
しかし州によってはPCRテストやRATテストがまだ義務化されているところもありますので、今回は詳しい情報を見ていきましょう。
オーストラリアの入国制限
<オーストラリアへ入国できる人>
- オーストラリアに入国するための有効なビザを持っている
観光ビザ、ワーキングホリデービザ、学生ビザなど、有効なビザを持っている人はすべてオーストラリアに入国することができます。
州によってはこれに加えて入州条件やルールを課していることがありますので、以下の州ごとの規制を参考にしてください。
またコロナの症状が出た場合はただちにRAT、PCR検査を受け、陽性が出た場合は報告し各州の措置に従いましょう。
州ごとの規制やルール
ニューサウスウェールズ(NSW)州
規制なし
到着後のPCRまたはRATテスト、自己隔離の義務なし
ビクトリア(VIC)州
規制なし
到着後のPCRまたはRATテスト、自己隔離の義務なし
※入州後24時間以内にRATテストを受けることを強く推奨。結果が出るまでの自己隔離は必要なし。
※コロナの症状がある場合はすぐにRATなどのテストを受けること。結果が出るまでは自己隔離。
クイーンズランド(QLD)州
規制なし
到着後のPCRまたはRATテスト、自己隔離の必要なし
オーストラリア首都特別地域(ACT)
規制なし
到着後のPCRまたはRATテスト、自己隔離の必要なし
※入州後24時間以内にRATテストを受けることを強く推奨。
南オーストラリア(SA)州
規制あり
到着後にPCRまたはRATテストを受ける。テストを受けるまでは自己隔離する。
タスマニア(TAS)州
規制なし
到着後のPCRまたはRATテスト、自己隔離の必要なし
ノーザンテリトリー(NT)準州
規制なし
到着後のPCRまたはRATテスト、自己隔離の必要なし
西オーストラリア州(WA)準州
規制なし
到着後のPCRまたはRATテスト、自己隔離の必要なし
渡航前に最新情報をチェック
こちらのページに書いた情報はあくまでも現在時点(2022年7月11日)のもの。状況によって規制も大幅に変わることがあるので、渡航前には公式サイトをチェックして変更がないかを確認しましょう。
さらに航空会社、大学の学部、滞在先のシェアハウス・寮・ホームステイ先によっては、テストを受けることやワクチン接種証明書の提示を求められることもあります。
現地で困らないよう、事前に確認しておきましょう。