「大学入学当初は、授業の約9割が理解できなかった」——そう振り返るのは、海外経験も英会話の習い事の経験もないまま単身オーストラリアへ渡り、マッコーリー大学(Macquarie University)のBachelor of Artsを卒業した久保玲奈さん。悔し涙を流しながら帰宅する日々から、寮内の成績優秀生徒として表彰されるまで。オーストラリア留学のリアルを、KOKOSを通じて留学した久保さんご本人に伺いました。

お話を伺った方
久保 玲奈(くぼ れな)さん
- 留学先:マッコーリー大学(Macquarie University/シドニー)
- コース:Bachelor of Arts(社会学専攻)
- 2026年6月卒業
- 公立高校(国際教養科)卒業後、海外経験ゼロで単身渡豪
コロナで消えたオーストラリア留学の機会。「大学で高校のリベンジがしたかった」
——まず、オーストラリア留学を決めたきっかけから教えてください。
久保さん:中学生の頃から英語が得意科目で、高校は国際教養科という英語に特化したコースがある公立高校に進学しました。ところが、入学と同時にコロナ禍が始まってしまって。心待ちにしていた海外研修や留学の予定が、全てキャンセルになってしまったんです。
久保さん:だからこそ、最後の学生生活にあたる大学では「高校のリベンジがしたい」と思い、海外大学への進学を決意しました。
——数ある留学先の中から、オーストラリアを選んだ理由は何でしたか?
久保さん:大きく5つあります。
- Diplomaカリキュラムを展開している国の一つだったこと
- 多くのコースが3年間で卒業できるため、学費を1年分削減できるという経済的メリット
- 移民大国なので、様々なバックグラウンドの人と出会えること
- 日本との時差が少なく、家族や友人と連絡が取りやすいという心理的安全
- 治安が良く、親日であること

社会学ランキング国内トップレベル。マッコーリー大学を選んだ理由
——その中で、マッコーリー大学に決めた理由を教えてください。
久保さん:理由は2つあります。1つ目は、学びたかった社会学のランキングが国内トップレベルだったこと。2つ目は、留学生の割合が多く、様々なバックグラウンドの人と出会えると思ったことです。
——Bachelor of Artsでは、具体的にどんなことを学びましたか?
久保さん:専攻は社会学です。人々の行動や価値観が、社会の仕組みや文化・制度によってどのように影響されるかを研究する学問ですね。
久保さん:もともと「人」に興味があって、居住環境や、無意識のうちに幼少期から形成された価値観によって、人々の行動心理がどう変わってくるのかを知りたいと思ったのが、社会学専攻を決めたきっかけでした。
久保さん:海外大学では、自分とは異なるバックグラウンドの学生と一緒に学びます。だからこそ、価値観や物事の捉え方が、それまでの育った環境や教育によってどう左右されているのかを、授業内のディスカッションなどを通して、自分自身も実際に体験しながら学ぶことができました。多くの教授が留学生にとても親切で、協力的だったのも心強かったです。

「できなかったことが、できるようになる」。留学で一番楽しかったこと
——オーストラリア留学で楽しかったことは何ですか?
久保さん:「できなかったことができるようになる」——そんな自己成長の瞬間に、数多く出会えたことです。
久保さん:3年間オーストラリアの大学に通いましたが、留学当初は語学の壁や、絶えず新しい文化・環境に適応することの難しさに直面する日々でした。周りの人に支えられながらも、それを一つひとつ自力で乗り越えて、自分の自信に繋げてきました。
久保さん:例えば、カフェでのオーダーや友人作りなど、日本では普通にできていたことも、異国の地で1人でこなすとなると、最初は日常の至る所に不安が付き纏います。日常生活以外にも、銀行口座の開設や家探しなど、生活をゼロから自分で築き上げていくプロセスは、最初はとても怖く、不安なものでした。
久保さん:でも、だからこそ、これら一つひとつの成功体験が確実に自分の自信に繋がっていって、留学全体を通しての達成感ややりがいを深いものにしてくれました。今こうして振り返ると、こうした自信の成長を感じられた瞬間の連続が、楽しかった思い出として印象深く残っています。

授業の9割がわからない。悔し涙の日々をどう乗り越えたか
——逆に、オーストラリア留学中に苦労した経験について教えてください。
久保さん:数えきれないほどありますが、一つ挙げるとすれば語学面です。私は海外経験も、英会話の習い事の経験すらなかったので、公立高校を卒業してすぐ単身で渡豪した当初は、海外大学の授業についていくのは容易ではありませんでした。
久保さん:大学入学当初は、授業内容の約9割が理解できませんでした。初回授業の帰り道は、悔しさと情けなさで毎回泣きながら帰宅していたほどです。
——そこから、どうやって乗り越えたのでしょうか。
久保さん:「これは自分の語学力と忍耐力を伸ばす絶好の機会だ」と捉え直して、毎授業後に自分から教授に質問をしに行き、理解を深めるようにしました。授業を録音して、0.7倍速で聞き直しながら復習する、といった工夫もしましたね。
久保さん:さらにサークルにも参加して、英語でイベントの企画・運営をすることでコミュニケーション能力を鍛え、授業内での発言やディスカッションに積極的に参加できるように努めました。その結果、次第に海外大学の授業に慣れていき、1年生修了時には、寮内の成績優秀生徒として表彰していただくことができました。
久保さん:こうした苦労も含めて、自分の「未知」に遭遇する経験にこそ大きな価値があると信じて、「知らないこと」に直面するのを恐れず、積極的に自分を新しい環境にさらし続けました。この経験を通して、環境に受け身で順応するのではなく、自分から一歩踏み出すことで可能性を広げられるのだ、ということを学べたと思います。

これからオーストラリア留学を目指す人へ
——最後に、これからオーストラリア留学を考えている方へアドバイスをお願いします。
久保さん:英語を学ぶこと自体は日本国内でもできます。でも、自分のコンフォートゾーンを飛び出すからこそ体験できる新しい経験が、留学にはたくさんあります。その勇気と好奇心さえあれば、スタート時点での英語力や忍耐力が決して強くなくても、絶対に価値のある経験にできるのだと、留学を終えた今になって実感しています。
久保さん:いま進路選択の岐路に立っている皆さんにとって、「海外」という選択肢が怖く映っているのであれば、きっとそれは、それだけ挑戦する価値がある証拠だと思います。ぜひ最後まで悩み切って、後悔のない選択ができることを願っています!
「良い面だけでなく、リスクも話してくれた」。KOKOSを選んだ理由
——久保さんはオーストラリアの留学エージェントとしてKOKOSを利用してくれましたが、決め手は何でしたか?
久保さん:留学を決意した直後は、いくつかのエージェントを検討していました。その中でもKOKOSさんが、一番誠実かつ親身にサポートをしてくれたからです。
久保さん:オーストラリア留学に特化している分、よりリアルな情報を提供してくださるのはもちろん、私のことを本当に考えてくれているからこそ、留学の良い面だけではなく、デメリットやリスクも含めて話してくださいました。だから一番信頼できたんです。LINEでいつでも相談できる手軽さや、最初から最後まで無料で利用できるのも、非常に魅力的でした。
——久保さん、貴重なお話をありがとうございました!
編集部より
海外経験ゼロ・英会話未経験からのスタートでも、マッコーリー大学で成績優秀者として表彰されるまでに成長した久保さん。オーストラリア留学は、英語力の高い人だけのものではありません。久保さんのように「今の英語力に自信がない」という方こそ、まずは無料相談で、あなたに合った進学ルート(直接入学・ELICOS・Foundationなど)を確認してみてください。





