2026年最新版|オーストラリア留学完全ガイド|費用・ビザ・学校選び・成功する進学ルートまで徹底解説

オーストラリア留学を検討している方へ。留学費用の相場っていくらくらい?都市別で生活費はどれくらい違うの?学生ビザや英語条件、大学進学ルート、学校の選び方までわかりやすく説明します。事前にしっかりと準備をして、素晴らしい留学生活を満喫しましょう!

目次

オーストラリア留学とは?まず知っておきたい基礎情報

オーストラリア留学は、世界中の学生から高い人気を集める代表的な英語圏留学の一つです。語学学校から大学・大学院、専門学校、ワーキングホリデーまで幅広い選択肢があり、英語力向上だけでなく、国際的なキャリア形成や専門スキルの習得を目的として多くの学生が渡航しています。ここでは、まずオーストラリア留学の全体像を理解するために、基本情報と特徴を整理します。

オーストラリア留学が人気の理由(治安・教育水準・多文化)

オーストラリアが留学先として選ばれる大きな理由の一つは、安定した社会情勢と比較的高い治安水準です。主要都市には留学生向けのサポート体制が整備されており、初めての海外生活でも安心して生活できる環境が整っています。

また、オーストラリアの教育制度は国際的に評価が高く、大学は世界ランキング上位に入る教育機関も多く存在します。政府が教育機関の品質を厳格に管理しているため、語学学校や専門学校においても一定の教育水準が維持されています。

さらに、多文化社会である点も大きな魅力です。様々な国籍・文化背景を持つ人々と日常的に交流できるため、単なる英語学習だけでなく、グローバルな視点や異文化理解を自然に身につけることができます。

オーストラリア留学のメリット

オーストラリア留学には多くの利点があります。まず、学生ビザで就労が認められているため、生活費の一部を補いながら実務経験を積むことが可能です。これは英語力向上にも直結します。

次に、進学ルートが柔軟である点も特徴です。英語力が不足している場合でも、語学学校やファウンデーションコースを経由して大学進学を目指すことができます。段階的に学習レベルを上げられるため、留学ハードルが比較的低いといえます。

さらに、卒業後に一定期間就労できる制度が用意されていることから、海外でのキャリア形成を視野に入れた留学が可能です。専門分野によっては現地就職のチャンスも広がります。

オーストラリア留学のデメリット・注意点

一方で、デメリットや注意点も理解しておく必要があります。代表的なのは、主要都市の生活費が高騰している点です。特にシドニーやメルボルンでは家賃が高く、予算計画を慎重に立てる必要があります。

また、日本人留学生が比較的多い地域では、日本語環境に依存してしまい英語力の伸びが限定的になる可能性があります。意識的に英語環境を選ぶ姿勢が重要です。

さらに、アルバイト収入だけで生活費を完全に賄うことは難しい場合も多く、十分な資金準備が求められます。留学目的を明確にし、計画的に学業と生活のバランスを取ることが成功の鍵となります。

カナダ・イギリス留学との違い

オーストラリア留学は、カナダやイギリスと比較して気候が温暖で過ごしやすいという特徴があります。また、学生ビザでの就労条件が比較的柔軟であり、生活費の補填や実務経験の機会を得やすい点も大きな違いです。

カナダは永住権を視野に入れた留学に人気があり、イギリスは歴史ある教育制度や短期間で学位取得が可能な点が強みです。一方、オーストラリアは「英語学習+実務経験+進学」のバランスが取りやすい国として位置づけられます。

どの国が最適かは、目的(語学、学位取得、就労経験)や予算、期間によって異なるため、自身の目標に応じた比較検討が重要です。

オーストラリア留学が向いている人の特徴

オーストラリア留学は、英語力向上だけでなく国際的な環境で経験を積みたい人に向いています。特に、将来海外就職やグローバル企業でのキャリアを目指す人にとっては、多文化環境での生活経験が大きな強みになります。

また、段階的な進学制度が整っているため、現時点で英語力に自信がない人でも挑戦しやすい環境です。働きながら学びたい人や、社会人としてキャリアアップを目指す人にも適しています。

反対に、短期間で低コストの留学を希望する場合は、他国の選択肢と比較して検討する必要があります。

留学の種類(語学学校・大学・専門学校・ワーキングホリデー)

オーストラリア留学には複数の形態があります。語学学校は英語力向上を目的とした短期・長期留学に適しており、大学や大学院は学位取得を目的とする進学型留学です。

専門学校(TAFEや私立専門学校)は、実務に直結するスキルを学びたい人に人気があります。ホスピタリティ、IT、ビジネス、看護など実践的な分野が充実しています。

さらに、ワーキングホリデー制度を利用すれば、就労と旅行を組み合わせながら英語力を高めることも可能です。目的や将来計画に応じて最適な留学形態を選択することが、成功する留学への第一歩となります。

オーストラリア留学にかかる費用と現実的な予算

オーストラリア留学を検討する際、多くの方が最も気になるのが「実際いくら必要なのか」という点です。費用は留学の種類、期間、都市、生活スタイルによって大きく変わりますが、事前に現実的な予算を把握しておくことで、途中で資金不足に陥るリスクを大幅に減らすことができます。ここでは、学費・生活費・収入の可能性まで含めて具体的に解説します。

留学費用の総額目安(学費+生活費)

オーストラリア留学の年間費用は、留学形態や専攻、都市によって大きく変動しますが、一般的な目安として年間約150万円〜400万円以上を想定しておくと現実的です。

  • 語学学校(1年):約120万〜200万円
  • 専門学校(1年):約150万〜250万円
  • 大学(1年):約250万〜450万円
  • 生活費(年間):約120万〜200万円

例えば、語学留学1年の場合、学費と生活費を合わせて約250万〜350万円前後が一つの目安となります。一方で、大学留学では専攻(特に医療・理系分野)によって年間学費がさらに高額になる場合があります。

また、見落とされがちですが、渡航前には「初期費用」が別途必要になります。主な内訳は以下の通りです。

  • 学生ビザ申請費
  • 海外留学生健康保険(OSHC)
  • 航空券
  • 入学申請料
  • 海外旅行保険(任意)
  • 滞在先手配費用

特に重要なのが学生ビザ申請費です。
2026年2月時点では、初めて学生ビザ(Subclass 500)を申請する場合、申請費用だけで約AUD2,000が必要となります(為替レートにより日本円換算額は変動)。これは学費や生活費とは別に発生する費用であり、必ず事前に予算へ組み込んでおく必要があります。

その他、OSHC(留学生健康保険)は滞在期間に応じて数万円〜十数万円程度、航空券は時期によって約8万〜20万円以上と変動します。これらを合計すると、渡航前の初期費用として概ね30万〜60万円以上を見込んでおくと安心です。

留学計画では「学費+生活費」だけでなく、「初期費用」「為替変動」「家賃上昇」なども含めた余裕ある資金設計を行うことが、途中で計画を変更せずに学業へ集中するための重要なポイントとなります。

都市別生活費比較(シドニー・メルボルン・ブリスベン)

生活費は都市によって大きく異なります。

  • シドニー:家賃が最も高く、月15万〜25万円程度
  • メルボルン:シドニーよりやや安く、月12万〜22万円
  • ブリスベン:比較的リーズナブルで月10万〜18万円

特にシェアハウスか学生寮かによって家賃差が大きくなります。都市中心部に近いほど交通費は抑えられますが、家賃は高くなります。

初めての留学では、生活費と通学の利便性のバランスを考えて都市を選ぶことが重要です。

節約するための具体的な方法

費用を抑えるためには、生活スタイルの工夫が不可欠です。

  • シェアハウスを利用する
  • 自炊中心の生活にする
  • 学生割引を活用する
  • 都市郊外に住む
  • 中古教材を使用する

また、語学学校や専門学校によっては長期申込み割引やキャンペーンが実施されることもあり、タイミングによって学費を抑えることが可能です。

アルバイトは可能?収入の目安

オーストラリアでは学生ビザ保持者も一定条件のもとでアルバイトが可能です。現地で働く場合、必ず理解しておきたいのが法的に定められた最低賃金です。

2025年7月1日以降のオーストラリア全国最低賃金(成人・フルタイム基準)は、時給24.95豪ドルです。
これは賞与や手当を除いた基本時給であり、業種や雇用条件(AwardやEnterprise Agreement)によっては、これより高い賃金が支払われる場合もあります。

また、カジュアル雇用(Casual)として働く場合は、有給休暇などの福利厚生がない代わりに25%のカジュアルロード(上乗せ賃金)が適用され、最低でも約31.19豪ドル/時が支払われます。

学生が就くことの多いアルバイトの例としては、以下のような職種があります。

  • カフェ・レストランスタッフ
  • 小売店
  • 清掃・ホスピタリティ関連
  • ホテル・観光業

最低賃金が日本より高いことから、週に一定時間働くことで家賃や食費など生活費の一部を補うことは可能です。ただし、学生ビザの就労時間には制限があり、学費全額をアルバイトのみで賄うことは現実的ではありません。学業を優先しながら収入を補助的に得るという位置づけで計画することが重要です。

奨学金制度の種類と申請方法

オーストラリア留学では、政府・大学・民間団体が提供する奨学金制度を利用できる場合があります。

代表的な例:

  • オーストラリア政府奨学金
  • 各大学独自の成績優秀者奨学金
  • 日本国内の財団奨学金

多くの奨学金は出願時の成績や英語力が評価対象となるため、早期準備が重要です。また、申請期限が早いケースが多いため、進学予定の1年前から情報収集を始めると有利です。

オーストラリア留学の進学ルートと入学条件

オーストラリア留学では、英語力や最終学歴に応じて複数の進学ルートが用意されています。日本の高校卒業直後に大学進学を目指す場合や、社会人がキャリアアップのために専門分野を学ぶ場合など、目的に応じて柔軟に学習ステップを設計できる点が大きな特徴です。ここでは、代表的な進学ルートと入学に必要な条件を具体的に解説します。

語学学校から大学進学する一般的なルート

英語力が大学の入学基準に達していない場合、多くの学生はまず語学学校(ELICOS)に入学し、英語力を段階的に向上させます。一定の成績で修了すると、IELTSなどの外部試験を受験せずに提携大学やカレッジへ進学できる「パスウェイ(進学保証)」制度が用意されているケースもあります。

一般的な流れは以下の通りです。

  1. 語学学校でアカデミック英語を学習
  2. 英語基準を満たす、またはEAP(進学準備英語コース)修了
  3. ファウンデーションまたはDiploma、もしくは大学へ進学

このルートは、英語に不安がある学生でも無理なく大学進学を目指せる現実的な方法として広く利用されています。

ファウンデーション・Diplomaとは何か

オーストラリアでは、日本の高校課程と大学教育の制度差を埋めるために「ファウンデーション(Foundation Studies)」や「Diploma」プログラムが設けられています。

ファウンデーションは大学進学準備課程にあたり、通常8か月〜1年程度で修了します。大学で必要となる基礎科目やアカデミックスキルを学び、修了後は指定された大学の学部へ進学できます。

Diplomaは大学1年次相当の内容を学ぶプログラムで、修了後は大学2年次へ編入できる場合があります。英語力や学力条件はファウンデーションよりやや高く設定されることが一般的です。

どちらを選択するかは、英語力、成績、希望専攻、進学スピードによって異なります。

IELTS・PTEなど英語力条件の目安

大学や専門学校へ直接入学する場合、多くの教育機関では英語力証明としてIELTSやPTE Academicなどのスコア提出が求められます。

一般的な目安は以下の通りです。

  • 語学学校:初級レベルから入学可能(スコア不要の場合あり)
  • 専門学校:IELTS 5.5前後
  • 学部課程:IELTS 6.0〜6.5
  • 大学院:IELTS 6.5〜7.0以上

専攻によってはより高いスコアが必要となる場合もあります。また、IELTSやPTEを提出せず、EAP(English for Academic Purposes)修了で進学できる制度を設けている学校もあります。

年齢制限はある?高校生・社会人の留学

オーストラリア留学自体には、原則として明確な上限年齢は設けられていません。高校生から社会人、キャリアチェンジを目的とした留学まで、幅広い年齢層の学生が学んでいます。高校生の場合は未成年として保護者同意やガーディアン(保護責任者)の手配が必要になる場合があります。

ただし、卒業後に就労を目的として「卒業生ビザ(Temporary Graduate visa/Post-Study Work stream 等)」の申請を検討している場合は、年齢要件に注意が必要です。
現行制度では、多くのケースで申請時年齢が35歳未満であることが求められており、結果として「コースの修了および卒業生ビザ申請」をこの年齢要件を満たした状態で行う必要があります。

そのため、社会人留学で将来的にオーストラリアでの就労経験取得まで視野に入れている場合は、入学時期・修了時期・年齢条件を逆算した進学計画を立てることが重要です。なお、ビザ条件は変更される可能性があるため、最新情報の確認が不可欠です。

社会人留学・キャリアアップ留学の可能性

社会人がオーストラリア留学を選択する理由としては、英語力向上に加え、実務に直結するスキルの習得や国際経験の獲得が挙げられます。ビジネス、IT、ホスピタリティ、教育、看護など幅広い分野で専門コースが提供されています。

特に、大学院や専門資格コースはキャリアアップに直結しやすく、帰国後の転職や昇進に有利に働く場合があります。また、一定条件を満たすことで卒業後に就労経験を積める制度もあるため、海外での実務経験を含めたキャリア設計が可能です。

学生ビザ・制度・就労ルールを理解する

オーストラリア留学を具体的に進めるうえで、学生ビザの条件や制度を正確に理解することは非常に重要です。ビザの申請要件や就労制限、卒業後の滞在制度などは、留学計画や将来のキャリア設計に直接影響します。ここでは、留学前に必ず把握しておきたい基本ルールを整理します。

学生ビザの取得条件と申請手順

オーストラリアで3か月以上の就学を行う場合は、原則として学生ビザ(Subclass 500)の取得が必要です。申請には以下のような条件があります。

  • 教育機関からの入学許可(CoE:Confirmation of Enrolment)
  • 十分な資金証明(学費・生活費・渡航費を賄えること)
  • 英語力証明(コースによる)
  • 海外留学生健康保険(OSHC)への加入
  • Genuine Student(真に学習目的であること)の要件を満たすこと

申請はオンラインで行われ、必要書類の提出後、審査を経てビザが発給されます。審査期間は時期や個人状況により異なりますが、余裕を持って準備を進めることが推奨されます。

学生ビザで働ける時間の制限

学生ビザ保持者は、学業を主目的とすることを前提に就労が認められています。一般的には学期中は2週間あたり48時間まで、休暇期間中はフルタイムでの就労が可能です。

ただし、就労可能時間の計算方法や例外(研究課程の大学院生など)は個別条件によって異なる場合があります。就労時間制限を超えて働くとビザ条件違反となる可能性があるため、雇用契約やシフト管理を適切に行うことが重要です。

ワーキングホリデービザとの違い

学生ビザとワーキングホリデービザは目的が異なります。学生ビザは学業が主目的であり、就労は補助的な位置づけです。一方、ワーキングホリデーは就労や旅行を主目的とし、就学期間には原則として上限があります。

長期間の専門教育や学位取得を目指す場合は学生ビザが適しており、短期間の語学学習や海外生活体験を重視する場合はワーキングホリデーが選択肢となります。将来の進学やキャリア計画に応じて、どちらが適しているかを判断する必要があります。

卒業後ビザ(Post Study Work)の仕組み

オーストラリアでは、一定の条件を満たした留学生に対し、卒業後に就労経験を積むことができる制度(Temporary Graduate visa)が用意されています。対象となる学位や修了したコースレベルによって、滞在可能期間は数年単位で設定されています。

この制度を利用することで、現地企業での実務経験を積み、国際的なキャリア形成につなげることが可能です。ただし、申請には学歴条件・英語力・年齢要件など複数の条件があり、制度内容は変更されることがあります。留学開始前の段階から、卒業後の進路も含めた長期的な計画を立てることが重要です。

都市・学校選びで失敗しないためのポイント

オーストラリア留学の満足度を大きく左右するのが「どの都市・どの学校を選ぶか」です。学費や生活費だけでなく、学習環境、日本人比率、将来の進路との相性など、多角的に比較検討する必要があります。ここでは、失敗を防ぐために押さえておきたい判断基準を整理します。

人気都市ランキングと特徴比較

オーストラリアの主要留学都市にはそれぞれ明確な特徴があります。

  • シドニー:最大都市で仕事・インターン機会が多く、国際色が豊か。家賃は最も高い傾向。
  • メルボルン:教育・文化都市として評価が高く、大学や専門学校が充実。生活の質を重視する学生に人気。
  • ブリスベン:温暖な気候で生活費が比較的抑えられる。初めての留学や長期滞在に向いている。
  • パース:都市規模は小さめだが、落ち着いた生活環境と高い生活水準が特徴。
  • アデレード:生活費が比較的低く、集中して学びたい学生に適している。

都市選びでは、「就労機会」「生活費」「気候」「交通利便性」「日本人コミュニティの有無」などを総合的に比較することが重要です。

オーストラリア大学ランキングの見方

大学ランキングは学校選びの参考になりますが、順位だけで判断するのではなく、専攻分野別ランキングや教育内容、就職実績なども確認する必要があります。

世界大学ランキング(QS、Times Higher Educationなど)では、オーストラリアの複数大学が上位に位置しています。特に研究重視の大学群(Group of Eight)は評価が高く、国際的なブランド力があります。

ただし、留学目的が「実務スキル習得」の場合は、専門学校や実践重視の大学の方が適しているケースもあります。ランキングはあくまで一つの指標として活用し、カリキュラム内容やサポート体制と合わせて比較することが重要です。

日本人比率と英語環境の考え方

「日本人が少ない学校=必ず英語力が伸びる」とは限りません。大切なのは、自分がどのような環境で積極的に英語を使えるかです。

日本人比率が低い学校は英語環境を確保しやすい一方、生活面でのサポートが少なくなる可能性もあります。反対に、日本人が一定数いる学校では安心感がありますが、日本語に頼りすぎるリスクがあります。

英語力向上を最優先する場合は、授業外でも英語を使う機会(国際学生比率、課外活動、インターン機会など)を重視して選ぶことが効果的です。

自分に合った学校の選び方

学校選びでは、以下のポイントを総合的に確認することが重要です。

  • 学習目的(英語力向上・学位取得・資格取得)
  • 入学条件(英語スコア・学歴)
  • カリキュラム内容と専門分野
  • 就職・インターン支援の有無
  • 学費と生活費の総額
  • サポート体制(留学生担当窓口など)

また、将来の進学や就職につながる提携制度(大学編入、企業連携など)も重要な判断材料になります。短期的な費用だけでなく、長期的なキャリアへの影響まで考慮して選択することが、後悔しない留学につながります。

オーストラリア留学生活のリアル

オーストラリア留学を成功させるためには、授業内容だけでなく「現地でどのように生活するか」を具体的にイメージしておくことが重要です。住居、治安、物価、英語環境など、実際の生活に関わる要素は満足度や学習成果に直結します。ここでは、留学生が直面しやすい現実的なポイントを解説します。

住居の種類(学生寮・シェアハウス)

留学生の主な住居形態には、学生寮、ホームステイ、シェアハウスがあります。

学生寮は大学や教育機関が管理している場合が多く、通学の利便性やセキュリティ面で安心感がありますが、費用は比較的高めです。ホームステイは現地家庭と生活することで英語や文化を学べるメリットがありますが、生活スタイルの相性が重要になります。

長期留学では、家賃を抑える目的でシェアハウスを選ぶ学生が多く見られます。複数人で家賃や光熱費を分担できるため費用負担は軽減されますが、入居前に契約条件や生活ルールを十分確認することが大切です。

治安と安全対策

オーストラリアは比較的安全な国とされていますが、都市部ではスリや置き引きなどの軽犯罪が発生することもあります。夜間の人通りが少ない場所を避ける、貴重品を見える場所に置かないなど、基本的な安全対策を徹底することが重要です。

また、多くの教育機関では留学生向けに緊急連絡先や安全アプリ(キャンパスセキュリティサービスなど)が提供されています。現地到着後は、警察・救急・消防の連絡方法や大学のサポート窓口を確認しておくと安心です。

現地の物価と生活コスト

オーストラリアは全体的に物価が高い国として知られています。特に外食費や家賃は日本より高く感じることが多いでしょう。一方で、スーパーマーケットでの食材購入や学生割引を活用することで、生活費を抑えることは可能です。

都市によって物価差もあり、シドニーやメルボルンは高額、ブリスベンやアデレードは比較的抑えられる傾向があります。交通費や通信費なども含め、毎月の固定費を事前に試算しておくことが安定した生活につながります。

英語力は本当に伸びるのか

英語力がどれだけ向上するかは、滞在環境と本人の行動に大きく左右されます。授業だけでなく、アルバイト、クラブ活動、現地学生との交流など、日常生活で英語を使う機会を増やすことが重要です。

日本人コミュニティに依存しすぎると英語使用機会が減る一方、積極的に多国籍の友人を作ることで実践的なコミュニケーション能力が向上します。明確な目標設定(試験スコアや進学条件)を持つことも、学習継続の大きな動機となります。

留学経験者の体験談から学ぶポイント

多くの留学生が共通して挙げる成功要因は、「早い段階で生活基盤を整えること」と「積極的に行動する姿勢」です。住居、銀行口座、携帯電話などの生活インフラを整えることで、学業に集中しやすくなります。

一方、失敗談としては、費用見積もりが甘かった、英語環境に身を置かなかった、情報収集不足で学校選びを誤ったなどが挙げられます。事前準備と現地での主体的な行動が、留学成果を大きく左右するといえるでしょう。

出発前に必ず準備しておくべきこと

オーストラリア留学を成功させるためには、渡航前の準備が非常に重要です。ビザや入学手続きだけでなく、生活に必要な手配やスケジュール管理を計画的に進めることで、現地到着後にスムーズに学業へ集中できます。ここでは、留学前に必ず確認しておきたい準備項目を具体的に解説します。

留学準備スケジュール(1年前〜出発直前)

一般的には、出発の6か月〜1年前から準備を開始することが推奨されます。

  • 1年前〜9か月前:留学目的の明確化、学校・都市の情報収集、英語試験対策
  • 9か月〜6か月前:出願、英語スコア取得、オファーレター受領
  • 6か月〜3か月前:入学確定、CoE取得、学生ビザ申請、OSHC加入
  • 3か月〜1か月前:航空券手配、滞在先確定、持ち物準備
  • 出発直前:重要書類のコピー、現地連絡先確認、資金準備

早めに動くことで希望するコース開始時期に間に合わせやすくなり、奨学金や割引制度を利用できる可能性も高まります。

必要書類チェックリスト

渡航前には、以下の書類を必ず準備・確認しておきます。

  • パスポート(有効期限に注意)
  • 入学許可証(CoE)
  • 学生ビザ許可通知
  • OSHC加入証明
  • 学歴・成績証明書
  • 英語試験スコア(IELTS・PTEなど)
  • 海外保険証書(任意)
  • 緊急連絡先リスト

紙の原本に加え、クラウドやスマートフォンにデータ保存しておくと紛失時のリスクを軽減できます。

持ち物リスト

持ち物は「必須」「日本から持参推奨」「現地調達可能」に分けて準備すると、荷物を増やしすぎず効率的に準備できます。

必ず持参する重要品

  • パスポート・ビザ関連書類
  • 入学関連書類(CoE・オファーレター)
  • 航空券情報
  • 現金(少額の豪ドル)
  • 国際クレジットカード・デビットカード
  • 海外保険証書
  • 緊急連絡先

日本から持参を強く推奨するもの

  • 常備薬・処方薬(英文処方箋があると安心)
  • 眼鏡・コンタクトレンズ(予備を含む)
  • 変換プラグ(オーストラリアはOタイプ)
  • 電源タップ
  • ノートPC・USBメモリ
  • 英文履歴書(アルバイト探し用)
  • スーツまたはフォーマルな服装(面接・プレゼン用)
  • 日本の文房具(品質が高く使いやすい)

あると便利なもの

  • 日本食(持ち込み制限に注意)
  • 折りたたみバッグ
  • 小型辞書またはオフライン英語アプリ
  • 洗濯ネット
  • 写真(証明写真データ)

現地で購入可能なもの

  • 衣類
  • シャンプー・日用品
  • 寝具
  • 食器類

オーストラリアでは多くの日用品が容易に入手できるため、スーツケースの容量は学業に必要なものや日本でしか入手しにくいものを優先するとよいでしょう。

航空券・海外保険の選び方

航空券は出発日が近づくほど高額になる傾向があるため、ビザ取得の見込みが立った段階で早めに予約するのが一般的です。変更可能なチケットを選ぶと、スケジュール変更にも柔軟に対応できます。

海外留学生健康保険(OSHC)は学生ビザ取得の必須条件ですが、OSHCでカバーされない医療費や携行品損害に備え、追加の海外旅行保険を検討する学生も多くいます。補償範囲、自己負担額、サポート体制を比較して、自身の滞在期間や活動内容に合ったプランを選択することが重要です。

留学エージェントを利用するべき?有料・無料の違い

オーストラリア留学では、自分で学校へ直接出願する方法と、留学エージェントを利用する方法の2つがあります。初めての海外留学の場合、情報収集や手続きの複雑さからエージェントを活用するケースが一般的です。ただし、サービス内容や費用体系は大きく異なるため、有料・無料それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったサポート形態を選ぶことが重要です。

無料留学エージェントのメリット・注意点

無料留学エージェントは、学校からの紹介手数料で運営されているため、基本的なカウンセリングや出願手続きサポートを無料で提供している場合が多くあります。

メリット

  • 初期費用を抑えられる
  • 学校選定や出願手続きのサポートを受けられる
  • ビザ申請や渡航準備の基本情報を得られる

注意点

  • 紹介可能な学校が提携校に限定される場合がある
  • 担当者の専門性や経験に差がある
  • 渡航後サポートが限定的なケースもある

費用がかからない点は大きな魅力ですが、サポート範囲や提案内容の中立性を事前に確認することが重要です。

有料サポートを利用する場合の判断基準

有料サポートでは、より個別性の高い進学・キャリア相談や、書類作成支援、渡航後の継続サポートなどが提供されることがあります。

有料サービスの利用を検討する目安としては、以下のようなケースが挙げられます。

  • 希望進学ルートが複雑(大学編入・大学院進学など)
  • 英語力や学歴条件に不安がある
  • ビザ申請やGenuine Student要件への対策が必要
  • 渡航後の生活サポートを重視したい

費用だけで判断せず、「どこまで伴走支援が受けられるか」「具体的に何を代行してもらえるか」を比較することが重要です。

エージェントを使わず自己手配する方法

英語力や手続きに慣れている場合は、学校の公式サイトから直接出願することも可能です。出願書類の提出、入学許可の取得、ビザ申請、保険加入、住居手配などをすべて自分で進めることで、エージェント費用を抑えられます。

ただし、制度変更や書類不備による遅延・再申請のリスクもあるため、最新情報の確認や期限管理を自ら徹底する必要があります。特に初めての留学では、時間的・心理的負担が大きくなる点を考慮して判断するとよいでしょう。

サポート内容で比較する重要ポイント

エージェント選定時には、以下の項目を具体的に比較すると失敗を防げます。

  • 対応可能な学校・コースの幅
  • カウンセラーの専門性・実務経験
  • 出願・ビザ申請サポートの範囲
  • 渡航前オリエンテーションの有無
  • 現地到着後のサポート(住居・銀行・就職相談など)
  • 追加費用の有無と料金体系の透明性

複数社から情報を取り寄せ、サポート内容と費用対効果を総合的に比較検討することが重要です。

オーストラリア留学サポートならKOKOS JAPANがおすすめ

オーストラリア留学を専門的にサポートする選択肢の一つとして、KOKOS JAPANのような現地事情に精通したサービスを活用する方法があります。KOKOS JAPANでは、学校選定から出願手続き、渡航前後の生活サポートまで、一人ひとりの目的に合わせた個別相談を受けることができます。

特に、進学ルート設計やキャリア志向の留学計画など、単なる学校紹介にとどまらない長期的視点でのアドバイスが受けられる点が特徴です。初めての留学で手続きや制度に不安がある場合でも、段階的に準備を進められるよう伴走型の支援が提供されています。

無料相談の可否や具体的なサポート内容、対応可能な学校一覧などの詳細は、公式サイト(https://daigaku.com.au/)で最新情報を確認し、自身の希望に合ったサポート体制かどうかを比較検討するとよいでしょう。

よくある質問

オーストラリア留学を検討している方からは、費用や制度、現地生活に関する基本的な疑問が多く寄せられます。ここでは、特に検索数の多い質問を中心に、誤解が生じないよう具体的に回答します。

オーストラリアに留学するにはいくら費用がかかる?

留学費用は留学形態や期間によって大きく異なりますが、一般的な目安として語学留学1年の場合は約250万〜350万円前後が現実的です。大学留学の場合は年間350万〜600万円以上になることもあります。

また、学費や生活費とは別に、学生ビザ申請費(2026年2月時点:約AUD2,000)、航空券、海外保険、入学申請料などの初期費用も必要です。費用計画は「総額」で見積もることが重要です。

オーストラリア留学の欠点は何ですか?

代表的な課題として、主要都市の生活費・家賃が高いこと、日本人留学生が多い地域では英語環境が限定される可能性があることが挙げられます。また、アルバイト収入のみで生活費や学費をすべて賄うことは難しい場合が多く、十分な資金準備が必要です。

一方で、教育水準の高さや就労制度の柔軟性など、多くの利点もあるため、目的に応じてメリット・デメリットを比較することが重要です。

英語力が低くてもオーストラリア留学は可能ですか?

可能です。多くの語学学校では初級レベルから入学でき、英語力を段階的に向上させることができます。また、EAP(進学準備英語コース)やパスウェイ制度を利用すれば、英語試験スコアが不足していても大学や専門学校へ進学できる場合があります。

ただし、進学希望の場合は最終的に一定の英語力基準を満たす必要があるため、留学期間や学習計画を現実的に設計することが重要です。

オーストラリア語で「ありがとう」は?

オーストラリアでは基本的に英語が使用されるため、「Thank you」が一般的です。日常会話では「Thanks」「Cheers」といったカジュアルな表現もよく使われます。特に「Cheers」は感謝や軽いお礼として幅広い場面で耳にする表現です。

オーストラリアでNGな行為は?

法律やマナーに関する基本ルールを守ることが重要です。公共の場での飲酒制限、喫煙可能エリアの遵守、交通ルール(横断歩道の利用など)に注意が必要です。また、人種・宗教・文化に関する差別的発言は社会的に非常に厳しく扱われます。

大学や学校から配布される留学生向けガイドラインを確認し、現地の文化やルールを尊重した行動を心がけることが安全で快適な留学生活につながります。

学生ビザでどれくらい働けますか?

一般的には、学期中は2週間あたり48時間まで、学校の休暇期間中はフルタイム就労が可能です。就労時間の上限を超えるとビザ条件違反となる可能性があるため、シフト管理を徹底する必要があります。研究課程の大学院生など、一部例外が適用されるケースもあります。

留学は何歳からでも可能ですか?

語学学校・専門学校・大学などへの留学には原則として明確な上限年齢はありません。高校生から社会人まで幅広い年齢層が留学しています。

ただし、卒業後に就労を目的とした卒業生ビザを申請する場合は、申請時年齢が35歳未満であることなどの要件が設けられているため、将来的に現地就労を希望する場合は、年齢条件を踏まえた進学計画が重要です。

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