一般家庭に滞在するホームステイは、親元を離れたことがない方やオーストラリアらしい生活を体験したいという方に人気です。
しかしホームステイに関する情報は少なく、特にどのくらい費用がかかるのかという点で疑問に思う方も多いのでは。今回はオーストラリアのホームステイ費用を実際のホームステイエージェントを例に紹介したいと思います。
ホームステイ費用はどこで変わる?
都市か地方か
シドニーやメルボルンなど都会にあるホームステイ先は家賃が高いため、費用も高くなる傾向にあります。
さらに物価も高いので交際費や生活費なども他の都市よりかかるでしょう。 しかしアルバイトが見つけやすい、交通の便がいい、学校の数が多いなどのメリットもあります。
18歳以上か以下か
18歳以下でホームステイをする場合は18際以上よりも費用が高くなる場合があります。
18歳以下を受け入れるためには厳しい審査をパスしている必要があり、ホスト側の負担や責任が重くなるためです。
部屋のタイプ
部屋のタイプには一人で一部屋が与えられるプライベートタイプと、他の住人と一部屋をシェアするシェアルームタイプがあります。
自分の空間が欲しいという人はプライベート、誰かと一緒にいるのが好きという人はシェアルームがおすすめですが、安いのはシェアルームです。
食事の条件
ホームステイではステイ先の家族が食事を用意してくれることが多いです。 一番基本的なスタイルは平日に2食、週末に3食というスタイル。
平日は学生が学校に行っていたり、外に出かけていることが多いため昼食を外で取ることが多めです。 そのためこのスタイルが一番人気となっています。
しかしオーストラリアの家庭で提供される料理は日本よりシンプルで簡単なので、「期待していたのと違う」「口に合わない」と感じる人もいるよう。 ステイ先によっては夕食のみが提供されるスタイルや、一切提供されないというスタイルもあり、その場合は自分で作るか外食することになります。
食事が提供されないパターンだと費用もその分安くなるので、食事にこだわりがある人や自炊したいという人にはおすすめです。
オーストラリアの都市別ホームステイ費用
オーストラリアでホームステイをする場合、留学先の学校に紹介してもらう方法と、ホームステイエージェントを通して見つける方法があります。
今回はオーストラリアで最も有名なエージェント、AHNの費用から引用しました。
AHNでは都市、提供される食事、部屋のタイプなどの条件別に費用が分かれています。パッケージプランに含まれるものは食費、家賃のほかにはインターネット代、ランドリー代、光熱費や水道代です。学校に通う場合の学費や御楽費、交通費などは自分で払う必要があります。
ホームステイを受け入れている家庭は一軒家であることが多く、立地はシティから少し離れた郊外などが多いです。そのため通勤や通学にかかる交通費は少し多めに見積もったほうがいいかもしれません。
※今回紹介する費用は2021-2022年のものですが、状況に応じて費用が変わる可能性もあります。
シドニーのホームステイ費用
※パッケージ費用は週ごとの金額となっています。
メルボルンのホームステイ費用
※パッケージ費用は週ごとの金額となっています。
ブリスベンのホームステイ費用
※パッケージ費用は週ごとの金額となっています。
ゴールドコーストのホームステイ費用
※パッケージ費用は週ごとの金額となっています。
ステイ先マッチング費に含まれるもの
AHNのマッチングには
- ステイ先の選定
- ホストファミリーの住居チェックと承認
- 学校や留学エージェントとの連絡
- 24時間365日の電話サポート
などが含まれています。
その他の追加料金
グルテンフリー、ベジタリアン、ビーガンなど食事に関する特別な要望がある場合は追加料金がかかる場合があります。