オーストラリア留学中に転校をする方法とは?必要な書類や手続きは?

転校をイメージするチェンジと書かれたブロック

こんにちは、オーストラリア大学.com (KOKOS JAPAN)です。​

時々、学生さんの中から学校を変更できるのかというお問い合わせをいただきます。

今回はそんなオーストラリアの学校に通われている方の中で、転校をお考えの学生のためにこの記事を準備しました。 

目次

留学中の転校

まずは一番重要になる書類からご紹介しますね。

転校するために重要になる書類 “RELEASE LETTER”

日本語直訳すると「解放書」と表記されるものであり、学校を変更する際に必要なものになります。

RELEASE LETTERとは?

場合によりますが、通常もともと通っていた学校でRelease Letterを発給してもらわないと学校を変えることができません。

私たちが移民局に学生ビザを申請する時はCoE(Confirmation Of Enrolment)という学校側から発行される、学生としての登録を認める書類を提出する必要が有ります。CoEには通う学校の名前、期間などの留学に関する情報が明記されています。

つまり学校を変更する際は、CoEに記載されている内容も変わるため、必ずRelease Letterを受け取りこのCoEの内容が変わる事を公式に手続きする必要が出るという訳です。

なので、転校する際はこのRelease letter を学校から発行してもらい、移民局に報告する必要があります。

ただし、転校前の学校がRelease letterの発行をしてくれないケースもありますのでご注意ください。

というのも生徒を失うと同時に、学校の評価にも影響する可能性があるので、実際に学校側としては、生徒にRelease Letter を発行することに対して快くおもわないということもあります。

Release Letter無しでの転校

ただし以下の場合によってはRelease Letter 無しで、転校することが可能になります。

発行された一番最後のCoEの勉強期間の内、すでに6ヶ月以上の過程を修了している際は、いつでも学校を移ることが可能です。

例えば、ビジネスカレッジに通っている学生が学校を移す際、

1.Certificate IIIコース

2.Certifiacte IVコース

3.ディプロマコース

卒業  

大学に通っている学生が学校を移す際、

1.英語語学コース

2.ファウンデーションコース

3.大学学士コース

卒業  

のCoEが発行されていたとします。

これらの場合、3のコースが一番高いグレードのコースとなり、1と2のコースを終えた後に、3の過程を六ヶ月以上終えてから転校する際はRelease Letterが必要ありません。

しかし、1や2のコースの段階で転校をしたい場合は、Release Letterが必要となりますね。

転校までの流れ

1.学校担当者にリリースレターの発行が可能かどうかを確認

2.学校側からリリースレターを発行

3.転校を希望する学校の入学許可書(Offer letter)を受けとる

4.現在通っている学校に、現在のCoEの取り消しを申請

5.在籍校のCoE取り消し後、新しい学校からCoE発行

といった具合です。

またリリースレターの発行に関してですが、学校で学んでいる内容がビジネスである場合、転校先でも同じビジネスコースを学ぶ場合は、学校側がリリースレターの発行を渋る場合があります。

というのも、同じ分野を別の学校で学ぶなら、そのまま継続すればいいじゃないかという考えが学校側にはあるからですね。

ただし、別の分野のコースを学ぶために学校を変更する場合は,リリースレターの発行を認めてもらえるケースが比較的多いようです。

なので、学校の変更を避けるためにも、最初の学校選びは慎重に行っていきたいですね。

オーストラリア大学.com (KOKOS JAPAN)では、学校選びから、カウンセリングまで全力でサポートさせていただきます。

また、留学に関するご質問等ございましたらいつでもお問い合わせください。

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