メルボルンの基本情報
州 | ビクトリア州 |
人口 | 約500万人 |
日本との時差 | 1〜2時間 |
気候 | 西岸海洋性気候 |
メルボルンはオーストラリアのビクトリア州にある州都で、オーストラリアの都市の中でもトップクラスで規模が大きいです。
美しい街並みが特徴的で、ヨーロッパを感じさせる建物や通り、おしゃれなカフェや賑やかなマーケットなどがあります。
文化・アートの街としても知られており、Australian Openや国際映画祭などの大きなイベントの開催地となっていたり、ウォールアートやバーや路上でのパフォーマンスが盛んに行われています。
世界で最も住みやすい都市として選ばれることも多く、日本人留学生や観光客からも非常に人気の高い都市です。
メルボルンの治安
住みやすい都市として選ばれているだけあり、世界の他の都市と比べると治安は良い方です。
Economist Safe Cities Index 2019によると、メルボルンは世界で最も安全な都市トップ10にランクインしています。
メルボルンは、デジタル・セキュリティ、健康セキュリティ、インフラ、個人的なセキュリティの面で高い評価を得ており、メルボルンで自然災害に合う確率は少ないと判断されたようです。
そうは言っても、日本と比べると犯罪率は高いので注意する必要があります。世界各国から訪れる観光客などを狙った、スリや強盗などの犯罪があるので、貴重品や多額の現金を持ち歩かないようにしましょう。
さらに夜の一人歩きはしない、治安の悪いエリアには近づかないといったことに気を付ける必要があります。
メルボルンの気候
メルボルンは西岸海洋性気候に属しており、気温の変化が激しい都市として有名です。
「1日の中に四季がある」と言われるほど、突然寒くなったり暑くなったりするので、服装を変えなくてはいけない時があります。
メルボルンには一年を通じて四季がありますが、日本の真夏や真冬ほど気温の上がり下がりはありません。年間を通じて比較的温暖で過ごしやすいのが特徴です。
メルボルン留学中の滞在先
メルボルン留学の滞在先としては、シェアハウス、寮、ホームステイなどがあります。
しかし1ヶ月未満の短期留学の場合、入居できるシェアハウスや寮が見つかりにくい場合があるので、ホームステイやゲストハウスに滞在する方が多いです。
ほとんどの長期留学生は家賃の安さや、部屋の数の多さからシェアハウスを選びます。
メルボルンのシェアハウスの相場
家賃はエリアや条件によって変わるため、正確な相場をお伝えするのが難しいです。
しかし参考までに、オーストラリアで有名なシェアハウス ・シェアメイト検索サイトflatmates.comでメルボルンの部屋を探してみたところ、以下のような相場でした。
今回はオウンルームという、一人一部屋でトイレやキッチンは共用というスタイルの部屋を探してみます。
最低 $110
中間 $200-300
最高 $1,175
中間の部屋としては$250-350くらいが相場でした。
安すぎる物件は問題があったり、学校やシティから遠い郊外にある傾向があります。
もし条件などが良すぎる物件があれば、詐欺の可能性もあるので必ず内覧をして確かめるようにしましょう。
メルボルンでの交通機関
交通カード
オーストラリアには各州ごとに異なる交通カードがあり、メルボルンで使われているのはMykiカードと言われるものです。
Mykiカードは空港、各駅の券売機、コンビニなどで売られています。
使い方は日本と同じで、乗り物に乗る前の改札や車内での機会にかざすだけです。
お金のチャージは専用のアプリでオンラインで行ったり、券売機で支払うこともできます。
主要な交通手段
バス
メルボルンではカラフルなバスが広範囲のエリアを走っています。路線バス、深夜バス、空港とシティを結ぶ急行バスの3つが運行しています。
路線バスは本数が多く、市内での移動にはとても便利です。
トラム(路面電車)
メルボルンを象徴するのがトラムで、路線が他の都市と比べても多いです。
シティの中でも中心地はトラムの利用が無料となっており、お得に街を移動することができます。
電車
シティの中心にあるフリンダーズ駅を拠点そして南北に運行しています。
少し離れた郊外に行く時に早く便利に行けます。
メルボルンで留学するメリット
メルボルンには移民が多く、多国籍な文化が魅力的です。
オーストラリアで人気の都市、シドニーにも移民が留学生がたくさんいますが、その国籍はアジア系が多い傾向にあります。
一方、メルボルンではアジアはもちろん、ヨーロッパや南米、北米からの移民や留学生がたくさんいます。
世界の縮図のような、刺激的なクラスメイトに囲まれて学びたいという方におすすめです。
さらにメルボルンにはハイレベルな学校が集まっており、メルボルン大学やモナシュ大学などの世界的に有名な大学もあります。
メルボルン留学のデメリット
メルボルンに住むことのデメリットとして、多くの人がその気候を挙げます。
1日の温度や天気の変化が激しいため、その変化に適応できず体調を崩してしまう人も多いようです。
夏でも急に寒くなったり、天気が悪くなったりするので、オーストラリアらしい気候が楽しめないというデメリットがあります。
さらにメルボルンには日本人がたくさんいるため、学校やバイト先で一緒になる場合も多いです。
英語環境に浸かりたいという方はこれをマイナスに感じるかもしれません。