同じBachelorコースの中に、2つの異なる選択肢があります。
Packageコース：学費は若干高いですが英語の入学条件のハードルが低いことが利点。また、Diploma取得後に大学に編入しBachelor取得を目指している人向け。
Higher Educationコース：英語入学要件は高いですが学費が若干安く、大学でBachelorを取得するよりも学費を大幅に抑えられます（大学の学費は年間$30,000程度）。
| コース名：Bachelor of Information Technology (Cyber and Network Security) (CRICOS code: 075370J | Course code: HE20624) | |
|---|---|
| コース期間 | フルタイム3年間 (PackageはHE20626 Diploma of Information Technology1年間含む) |
| 開講キャンパス | TAFE NSW Liverpool/Meadowbank（キャンパスによって、応募学生人数の関係で2月入学のみ、もしくは7月のみの可能性有） |
| 入学要件 | ・高校卒業か同等レベル（高校数学を合格していること、または同等レベル） ・Diplomaコース (Package) から入学の場合、IELTSアカデミック6.0（各バンドスコアが5.5以上または同等レベル）。 ・Bachelorコース (Higher Education) から入学の場合、IELTSアカデミック6.5（各バンドスコアが6.0以上または同等レベル）。 |
| 追加要件 | アンケート、志望動機書（300-400ワード）、MS Teamsを使ったオンライン面接（資料をダウンロード） |
| 2025年学費 | AUD $70,520 (Package) / $66,960 (Higher Ecucation) |
コース概要
テクノロジー依存が進み、サイバーセキュリティの脅威が個人と組織の両方にとって益々大きな課題となる中、資格を持ったネットワークセキュリティのスペシャリストへの需要は高まっています。
IT（サイバー・ネットワークセキュリティー）学士課程では、急成長するダイナミックなIT業界でサイバーセキュリティのスペシャリストとして働くために必要な技術スキルを習得します。
ネットワークの設計、管理、およびセキュリティの強固な基礎を習得します。セキュリティリスクを分析し、適切なメカニズムとポリシーを適用してネットワークを保護するために、重要な分析と問題解決のスキルに焦点を当てます。
データや情報を保護し、サイバー犯罪を制御・防御するソリューションを開発し、革新的なテクノロジーを使用してサイバーセキュリティの脅威を管理することを学びます。
TAFE NSWの学生は、年会費72ドルでオーストラリア・コンピュータ協会（ACS）の会員になり学習経験と産業界との関わりを強化することができます。
このコースで学べること
理論と実践を織り交ぜたコースワークを通して、以下のことを学びます。
- コンピュータネットワーク、アプリケーション、データシステムの脆弱性監視・評価
- サイバー犯罪の脅威に対する管理および保護のためのソリューション開発
- データと情報のセキュリティを保護するためのセキュリティデバイスとツールのインストールと設定
- システムやネットワークの脆弱性を特定するための侵入テストの実施
- 物理ネットワーク機器、ネットワークシミュレータ、仮想マシンのセットアップ、テスト、設定、導入
- ソフトウェア定義およびプログラマブルネットワーク自動化のためのコーディング言語を適用する
- サイバーセキュリティやネットワークセキュリティの侵害やインシデントに関するフォレンジック分析およびレポート作成
- AWSやAzureなどのクラウドコンピューティングプラットフォームの管理
| 必須科目：1年目 |
|---|
| Introduction to Cyber Security サイバーセキュリティ入門 |
| Internetworking 1 インターネットワーキング1 |
| Introduction to Programming プログラミング入門 |
| Communication for the IT Professional ITプロフェッショナルのためのコミュニケーション |
| Introduction to Databases データベース入門 |
| Internetworking 2 インターネットワーキング2 |
| Virtualisation 仮想化 |
| Professional Issues in IT ITにおける専門的課題 |
| 必須科目：2年目 |
|---|
| Introduction to Cryptography 暗号技術入門 |
| Advanced Internetworking 高度インターネットワーキング |
| Network Security ネットワークセキュリティ |
| Critical Thinking for the IT Professional ITプロフェッショナルのためのクリティカルシンキング |
| Network Automation ネットワークオートメーション |
| Cloud Computing Foundations クラウドコンピューティングの基礎 |
| Project Management プロジェクト管理 |
| 必須科目：3年目 |
|---|
| Software Defined & Programmable Networks ソフトウェア定義およびプログラマブルネットワーク |
| Advanced Network Security ネットワーク・セキュリティ上級 |
| Major Group Project メジャー・グループ・プロジェクト |
| Secure Programming セキュアプログラミング |
| Cloud Computing クラウドコンピューティング |
| Major Individual Project 主な個人プロジェクト |
| 選択科目：2年目 – レベル200 |
|---|
| Wireless Networks ワイヤレスネットワーク |
| Machine Learning Foundations 機械学習の基礎 |
| Data Structures & Algorithms (Python) データ構造とアルゴリズム（パイソン） |
| Data Infrastructure Engineering データインフラエンジニアリング |
| Enterprise Security エンタープライズ・セキュリティ |
| 選択科目：3年目 – レベル300 |
|---|
| Machine Learning Algorithms Foundations 機械学習アルゴリズムの基礎 |
| Emerging Trends in Data Technology Foundations データテクノロジー基礎における新たなトレンド |
| Computer & Network Forensics コンピュータ＆ネットワーク・フォレンジック |
| Mobile Computing and Security モバイル・コンピューティングとセキュリティ |
| Data and Network Security Foundations データおよびネットワークセキュリティの基礎 |
コースを履修することで得られる成果
実践的な経験を積み、就職に有利な専門スキルを身につけることができます。
- 学士号取得
- 急成長するダイナミックな業界で、ネットワークセキュリティのスペシャリストとして就職するためのスキルと知識
- Cisco、CCNA、CCNPなど、業界で認知された認定資格を受験する能力
- 業界内で確立された幅広い人脈と強力な同業者ネットワーク
TAFE・各コースのおおよその年間スケジュール
Semester 1 （2月入学）
Term 1 2月初旬～4月中旬
秋休み 4月中旬～4月下旬
Term 2 4月下旬～6月下旬
冬休み 7月初旬～7月下旬
Semester 2（7月入学）
Term 3 7月下旬～9月下旬
春休み 9月下旬～10月中旬
Term 4 10月中旬～12月初旬
夏休み 12月初旬～TBA
キャンパスの様子
卒業後のキャリア
卒業生は、次のような職業に就いています。
- セキュリティ管理者
- システム管理者
- ネットワーク管理者
- サイバーセキュリティサポートアナリスト
- サイバーセキュリティエンジニア
- ICTセキュリティスペシャリスト
