オーストラリアで写真付き身分証明書/ID、photo Cardを発行しよう

IDカードのイメージ写真

オーストラリアで生活をしていると、頻繁に身分証明書の提示を求められます。

私たち外国人はパスポートを提示すればいいのですが、外出するたびに持ち歩くのは不安ですよね。かといって免許証を作るのも時間と手間がかかります。

そんな方におすすめなのが、各州で発行している写真つき身分証明書(NSWではPhoto Card)。簡単に1日で申請できて、名前や年齢はもちろん、オーストラリアに居住している証明もできるので、留学生やワーホリの方にもおすすめです。

今回はオーストラリアでの身分証明についてや、Photo Cardの申請方法についてご紹介します。

目次

身分証明書の提示を求められる場面

・役所や銀行での手続き
・公共サービスの利用(図書館など)
・政府/州によるバウチャー申請
・郵便局での荷物の受け取り
・アルコールの購入
・バー、クラブ、カジノへの入場

公的な手続きや申請をする時はもちろん、日常生活でも身分証明書による年齢の確認が行われます。

認められないもの

国際運転免許証
国際免許証は身分証明書として受け入れられないことが多いです。しかしオーストラリアで取得・書き換えた免許であれば問題なく身分証明ができます。

パスポートの画像やPDF
スマートフォンに保存したパスポートの写真やPDFは、受け入れてくれないお店や施設が多いので注意が必要です。

学生証
大学やカレッジからStudent ID(学生証)をもらった場合、年齢は基本的に記載されていませんので、年齢の証明はできません。そのため留学生・ワーホリともに、オーストラリアの免許証がない人はPhoto IDを申請することになります。​

各州が発行する身分証明書とは?

各州では運転免許証やパスポートの代わりに使える身分証明書を発行しています。カードは運転免許ほどのサイズで、顔写真、名前、性別、住所などが記載されています。

パスポートの次に効力が強く、身分証明書として日常的に使うには全く問題ありません。
しかしその名前はPhoto Card、Age of proofなど州によって異なり、発行した州以外では認められないので注意しましょう。

NSWで発行している身分証明書、Photo Cardは16歳以上であれば誰でも申請が顔写真、名前、性別、住所が書いてあります。

州ごとの身分証明書の名前

申請には年齢制限があり、その年齢は州によって若干異なりますが、大体16-18歳です。

その他の条件には州に住んでいる居住者であることや、身分証明のための書類を提出できることなどあります。

以下には州ごとの身分証明書の名前と、公式サイトのリンクを載せました。自分の住んでいる州を確認しましょう。

​​NSW(Photo Card)

​​VIC(Proof of age)

​​​​QLD(Photo identification card)

NT​​​​(evidence of age card)

SA​​​​(proof of age card)

WA​​​​(Photo Card)

実際にNSW Photo Cardを申請してみよう

今回はNSWで使えるPhoto Cardを例に申請に必要なものや流れについてご紹介します。

STEP1 自分が申請できるか確認

申請のための準備を始める前に、まずは自分が申請できるか確認しましょう。Photo Cardを申請するには以下の条件があります。

・NSWの居住者である
・16歳以上
・身分を証明する書類を提出できる

STEP2 申請に必要な書類を準備

  • NSW Photo Card申請用紙
  • パスポート
  • オーストラリアの銀行キャッシュカード

申請用紙は公式サイトからダウンロードして事前に書くことができますが、現地に行ってその場で書くこともできるので、心配しなくても大丈夫です。

電話番号や住所などを書く必要があるので、覚えていない人はメモしておきましょう。

STEP3 Service NSWで申請をしよう

NSWにはService NSWという、公的な手続きをしてくれるサービスセンターがあります。街のいたるところにあるので、こちらのページから検索するか、グーグルマップで近場にないか探してみましょう。

Service NSWでの申請の流れ

STEP
スタッフにNSW Photo Card申請したいと伝える

建物に入ると入り口の近くに案内をしてくれるスタッフがいるはず。
「 I’d like to make a Photo card」と伝えると申請書類を渡してくれます。

STEP
申請用紙に情報を記入

申請用紙に間違えないように自分の情報を記入しましょう。記入事項はそこまで多くないので、5分程度で全て書けます。

STEP
再度スタッフに声をかけ、番号札を受け取る

書き終わったらスタッフに再度声をかけ、カウンターの番号札を受け取りましょう。

STEP
申請に必要な書類を提出

番号はカウンター上の電光掲示板に表示されます。自分の番号が呼ばれたら指定されたカウンターに向かい、事前に用意した書類を提出しましょう。

私が行った日は結構混んでいるように見えましたが、3分ほどで番号が呼ばれました。

STEP
顔写真撮影(証明写真持参不要)

書類の確認が終わると、カウンターの後ろにある補助椅子のようなものに座るように言われました。マスクやメガネ、帽子はすべて外してその場で写真撮影がされます。

STEP
申請費用を払う

ここまで終わったらあとは申請費用を払っておわりです。
NSWの運転免許を持っていない場合の申請費用は期限が5年のもので$57、10年のもので$102です。運転免許を持っている場合や、運転免許とPhoto Cardを同時に申請する場合は費用が変わります。詳しくはこちらを確認してください。

STEP
申請完了!Photo Cardが郵送されるのを待とう

Photo Cardは申請から1-2週間ほどで登録した住所に発送されます。

​​身分証明書を発行してオーストラリア生活をより便利に

オーストラリアのワーホリや、留学生のように長期的にオーストラリアで生活するなら、パスポートを持ち歩くより、Photo Cardを携帯したほうが安全ですよね。

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